クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で「ブリッジスパムって何?」「橋前攻めのデッキは、どう組んでどう動かせばいいの?」と悩んでいませんか。攻略記事や動画でよく見かける言葉ですが、解説によって呼び方や指す範囲が少しずつ違い、分かりにくく感じることがあります。ブリッジスパムは、橋の近くから素早い地上ユニットを続けて出し、相手に守らせ続ける攻め方(デッキの型)を指す呼び方です。
この記事では、ブリッジスパムとは何か(「橋前」「橋前攻め」「神器」との呼び方の違いも整理します)、特徴、デッキの構成、橋前での左右の出し方、相手の反撃への守り方、苦手な相手と対策を順番に解説します。
なお、ブリッジスパムは、プレイヤーの間で使われる呼び方です。公式サポートの「1対1バトル」のページでは、この言葉は確認できませんでした。

ブリッジスパムとは?橋前から攻め続けるデッキの型
橋の近くから、素早い地上ユニットを続けて出して攻める
ブリッジスパムは、自分の陣地の橋の近くからユニットを続けて出し、相手に守りを強いる攻め方、またはそれを軸にしたデッキの型です。攻略サイトのSmashlogの用語集では、攻城バーバリアン・ラムライダー・アサシン ユーノ・ダークプリンスのような、地上を走って突っ込むユニットを中心にしたデッキと説明されています。
別の攻略サイト(クラロワ上達ルート)は、橋前から次々とユニットを出し、相手に常に守りを強いる型と説明しています。説明の細かさは違いますが、橋の前から素早いユニットを続けて出し、守りのエリクサーを使わせ続けるという点は共通しています。
英語では Bridge Spam と呼ばれます。英語圏の Clash Royale Wiki(Fandom)にも、プレイヤーが投稿した Bridge Spam のデッキが載っていて、P.E.K.K.A を入れたものなど、いくつかの組み合わせが別々のページで紹介されています。
「橋前」「橋前攻め」「ブリッジスパム」「神器」の違い
似た言葉がいくつもあるので、この記事での使い分けを表にまとめました。
| 呼び方 | 主な意味 | この記事での使い方 |
|---|---|---|
| 橋前 | ユニットを置ける自陣の一番前、橋の前にカードを出すこと(位置の呼び方。Smashlogの用語集による) | 位置の意味で使う |
| ブリッジスパム | 橋前から素早いユニットを続けて出して攻めるデッキの型 | 型の名前として使う |
| 橋前攻め | ブリッジスパムと同じ意味で使われることがある。本サイトの「デッキの組み方完全ガイド」や用語集では、この書き方をしている | ブリッジスパムと同じ型として扱う |
| 神器(神器デッキ) | 一部の解説記事が、同じ型を指す呼び方として紹介している(海外ではBridge Spamと呼ばれる、という説明) | 別名として紹介する |
解説によって、呼び方や、どこまでをブリッジスパムに含めるかは違います。この記事では、表のように、橋前を「位置」、ブリッジスパムと橋前攻めを「型の名前」として書き分けます。用語をまとめて確認したいときは、用語集も見てください。
橋前に出すだけでは、ブリッジスパムとは限らない
「橋前に出す」のは位置の話で、ほかの型でも使われます。たとえば、外部の攻略サイトでは、P.E.K.K.A を軸にした攻城デッキでも、相手のエリクサーが少ないときに橋前へ出す動きが紹介されています。
ブリッジスパムの特徴は、位置ではなく、素早い攻めを何度も重ねて、相手に守らせ続けることです。橋前に1枚出しただけで、その型になるわけではありません。
ブリッジスパムの特徴|強みと弱み
強み|相手に守り続けさせられる
橋前から素早く攻めると、相手は守りのカードを出し続けなければならず、エリクサーに余裕を持ちにくくなります。この型で使われるカードには、素早く届く、途中で止められにくいものが多くあります。
本サイトのカード解説では、攻城バーバリアンは橋の前から出すと相手が対応する前にタワーへ届く、ロイヤルゴーストは攻撃していない間は姿が見えずタワーにねらわれない、アサシン ユーノはダッシュ中に攻撃を受けない、と説明しています。
強み|左右どちらの橋前からも攻められる
橋は左右にあり、どちらの橋前からも出せます。片側に守りを出させたあとで、反対側から攻めることもできます。相手は左右の両方を見張る必要があるので、守りの判断が忙しくなります。
弱み|判断が多く、読みを外すと不利になりやすい
攻めるカードを続けて出すほど、エリクサーを使います。相手の手札やエリクサーの読みを外すと、守られて不利なエリクサー交換になりやすい型です。
また、この型でよく使われる地上ユニットは、空中を攻撃できません。アサシン ユーノ・ロイヤルゴースト・ダークプリンス・ゴールドナイトは、本サイトのカード解説でも空中を攻撃できないと書いています。対空を別に用意する必要があります。
デッキの構成|役割ごとのカードの選び方(2026年9月20日時点)
ブリッジスパムに、決まった8枚があるわけではありません。ここでは、役割ごとにカードを整理します。エリクサーコストは本サイトのカードデータ(公式APIの情報)、カードの動きは本サイトのカード解説をもとにしています。
役割ごとのカードの例
| 役割 | カードの例(コスト) | ねらい |
|---|---|---|
| 攻めの軸(建物をねらって突進) | 攻城バーバリアン(4)・ラムライダー(5) | 建物だけをねらって突進する。橋の前から出すと、相手の守りが整う前にタワーへ届く |
| 続けて出す素早い地上ユニット | アサシン ユーノ(3)・ロイヤルゴースト(3)・ダークプリンス(4)・ゴールドナイト(4) | ダッシュ・突進・姿が見えないなど、止められにくい動きを持つ。軸のあとに続けて出すと、相手の守りが分散する |
| 守りから反撃につなげる | メガナイト(7)・ミニP.E.K.K.A(4)・浪人スサノオ(5) | 地上の攻めを受け止め、生き残ったらそのまま橋を渡って反撃に使える |
| 足止め・小型の呪文とスピリット | ザップ(2)・アイススピリット(1)・ファイアスピリット(1)・エレクトロスピリット(1) | 安いコストで、相手の小型ユニットを片付けたり動きを止めたりして、突進を通しやすくする |
| 空中に対応する | ザッピー(4)・ファイアボール(4)・矢の雨(3) | 地上ユニットは空中を攻撃できないので、空中に届くカードを別に入れる |
表のカードを全部入れるという意味ではありません。8枚のなかで、「軸」「続けて出す地上ユニット」「対空」「呪文」の役割が空かないように選ぶのが基本です。
8枚の組み方の例(考え方の練習)
役割を当てはめる練習として、8枚の例を作りました。強さを保証するものではなく、実際に使われているデッキは、後の「ランキング」で確認してください。
| カード | コスト | 役割 |
|---|---|---|
| 攻城バーバリアン | 4 | 攻めの軸 |
| アサシン ユーノ | 3 | 続けて出す地上ユニット |
| ロイヤルゴースト | 3 | 続けて出す地上ユニット |
| ダークプリンス | 4 | 続けて出す地上ユニット |
| ザッピー | 4 | 対空を兼ねるカード |
| ザップ | 2 | 小型の群れへの呪文 |
| ファイアボール | 4 | ダメージの呪文 |
| アイススピリット | 1 | 安い足止め |
8枚のコストの合計は25、平均は3.1です。空中に届くのはザッピー・ザップ・ファイアボール・アイススピリットの4枚で、本サイトの目安(対空を2枚以上)を満たします。平均コストの出し方は、エリクサーの解説記事にまとめています。

ランキングで、いま使われているデッキを確かめる
橋前攻めのデッキが上位に入っているかどうかは、日によって変わります。実際に使われているデッキは、デッキランキングで確認してください。集計はレジェンドの道の上位プレイヤーが中心です。
- 1
- 勝率
- 62.1%
- 使用率
- 0.05%
- 試合数
- 203
- 平均コスト
- 4.0
- 2
- 勝率
- 63.4%
- 使用率
- 0.03%
- 試合数
- 134
- 平均コスト
- 3.8
- 3
- 勝率
- 57.9%
- 使用率
- 0.18%
- 試合数
- 784
- 平均コスト
- 3.3
- 4
- 勝率
- 59.9%
- 使用率
- 0.07%
- 試合数
- 292
- 平均コスト
- 3.6
- 5
- 勝率
- 55.2%
- 使用率
- 1.41%
- 試合数
- 6,044
- 平均コスト
- 3.8
- 6
- 勝率
- 58.3%
- 使用率
- 0.11%
- 試合数
- 489
- 平均コスト
- 4.0
- 7
- 勝率
- 61.8%
- 使用率
- 0.03%
- 試合数
- 144
- 平均コスト
- 4.0
- 8
- 勝率
- 60.2%
- 使用率
- 0.04%
- 試合数
- 186
- 平均コスト
- 3.0
- 9
- 勝率
- 62.4%
- 使用率
- 0.03%
- 試合数
- 109
- 平均コスト
- 3.4
- 10
- 勝率
- 62.5%
- 使用率
- 0.02%
- 試合数
- 104
- 平均コスト
- 3.6
集計: レジェンドの道・直近7日・213,955試合(2026年9月21日まで)。100試合未満のものは載せていません。

橋前での出し方|左右のレーンの使い分け
まず片側の橋前から出して、相手の反応を見る
橋前から出す狙いは、相手の守りが整う前にタワーへ届かせることです。本サイトのカード解説でも、攻城バーバリアンは橋の前から出すのが基本と説明しています。
突進やダッシュのカードは、少し離れた位置に出すと、突進やダッシュから攻撃に入れます。アサシン ユーノとダークプリンスのカード解説にも、相手から少し離した位置に出すコツが書かれています。
軸のあとに、ほかの地上ユニットを続けて出す
攻めの軸を出したあとに、別の地上ユニットを続けて出すと、相手の呪文や守りのユニットが分散します。ロイヤルゴーストやアサシン ユーノのカード解説でも、ほかの地上ユニットと続けて出すと相手の守りを分散させられると書いています。
突進が止められないよう、ザップなどで相手の小型ユニットを先に片付けてから出す、という使い方もあります。攻城バーバリアンとラムライダーのカード解説にも、小型ユニットを先に処理すると通りやすいとあります。
相手が片側を守ったら、反対側へ切り替える
公式サポートの「1対1バトル」のヒントには、相手が高エリクサーのユニットを出したら、反対側の橋の付近に攻撃部隊を出して圧力をかけるとよい、という趣旨の記述があります。あわせて、やりすぎず、防衛のためにエリクサーを少し残しておくことも勧めています。これはブリッジスパム専用の説明ではなく一般的なヒントですが、左右の使い分けの考え方として使えます。
| 状況 | 出し方の例 | 根拠 |
|---|---|---|
| 相手が高エリクサーのユニットを出した | 反対側の橋前に攻めのユニットを出す。ただし守りのエリクサーは少し残す | 公式サポート「1対1バトル」のヒント |
| 相手が片側の守りに集中している | 反対側の道から素早いユニットを出して揺さぶる | 本サイトのカード解説(ウォールブレイカー) |
| 相手の守りのカードを1枚出させた | そのカードが手札に戻る前(ほかのカードを4枚使う前)に、続けて攻める | 公式サポート「1対1バトル」のカードのサイクル |
相手のカードの順番を数える方法は、エリクサーカウントの記事で詳しく解説しています。

守り方|相手の反撃に備える
攻めるときも、守りのエリクサーを残す
攻めにエリクサーを使いすぎると、相手の反撃を受けたときに守れなくなります。公式サポートも、反対側からの圧力は「やりすぎは禁物」として、守りのエリクサーを残すよう勧めています。
本サイトのカード解説でも、ボスアサシンは6エリクサーと重く、出した直後に反対側の道を攻められると守りが手薄になる、と注意しています。重いカードは、エリクサーに余裕があるときに出しましょう。
守りで残ったユニットを、そのまま反撃に使う
ブリッジスパムでは、守りと攻めが切れ目なくつながります。メガナイトは、橋の前から次々に出てくる地上ユニットを守りやすく、守ったあとにそのまま相手の陣地へ進ませて反撃につなげられる、と本サイトのカード解説にあります。ミニP.E.K.K.Aも、守りで生き残ったあとに橋を渡ると、相手はすぐに対応しなければなりません。
守りで得をしたあとの反撃の考え方は、カウンタープッシュの記事と、ポジティブトレードの記事で解説しています。

対空を必ず残しておく
橋前から出す地上ユニットは空中を攻撃できないものが多いので、相手が空中のユニットで返してきたときに守りが足りなくなりがちです。本サイトでは、空中を攻撃できるユニット・建物・呪文を合わせて2枚以上入れることを目安にしています。対空できるカードは、一覧の記事にまとめています。

苦手な相手と対策
苦手になりやすい相手
ブリッジスパムが苦手にしやすい相手を、表にまとめました。どれも「必ずそうなる」ものではなく、起こりやすい場面の目安です。
| 相手 | 起こりやすいこと | 根拠 |
|---|---|---|
| 建物で守るデッキ | 建物をねらうユニットが、相手の建物に引きつけられて、タワーに届きにくくなる | 本サイトのカード解説(ラムライダー・ホグライダー)、外部の攻略記事 |
| 地上の守りが強いデッキ(P.E.K.K.A・メガナイトなど) | 片側に集めた攻めを受け止められ、反撃を受けやすくなる | 外部の攻略記事(メガナイトラムデッキの解説) |
| 小型の群れ・範囲攻撃 | 突進が小型ユニットに止められ、出てきた地上ユニットが範囲攻撃でまとめて倒される | 本サイトのカード解説(攻城バーバリアン)、外部の攻略記事 |
| 空中のユニット | 地上ユニットは空中を攻撃できないので、守りに使えない | 本サイトのカード解説 |
対策① 建物と小型の群れを先に片付ける
外部の攻略記事(Smashlogの防衛施設の解説)では、相手が建物を持っているときは、攻城バーバリアンやラムライダーを主にカウンターとして狙い、ほかのユニットでダメージを稼ぐ、という考え方が紹介されています。無理に軸を通そうとせず、建物を出した直後は別のタイミングを待つのも手です。
小型の群れには、ザップ・矢の雨などの呪文や、ファイアスピリットのような安いカードで先に対応しておくと、突進が止められにくくなります。呪文の使い分けは、呪文の使い方の記事で解説しています。

対策② 出す順番と側を変える
同じ順番・同じ側から出し続けると、相手は守りのカードを用意しやすくなります。左右を入れ替える、軸を出す前に別のカードで守りを引き出す、といったように、順番に変化をつけましょう。
はじめて使うときの進め方
デッキを決めるまでの4ステップ
攻城バーバリアンやラムライダーのような、建物をねらって突進するユニットを1枚選びます。
アサシン ユーノ・ロイヤルゴースト・ダークプリンスなど、軸と続けて出せる素早い地上ユニットを選びます。
空中に届くカードを2枚以上、小型の群れに使える呪文を1枚入れます。
本サイトの「デッキの組み方完全ガイド」では、慣れるまでは平均コスト3〜4くらいを目安にしています。
試合のあとに見直すこと
負けた試合は、リプレイで見直すのがおすすめです。公式サポートも、リプレイを見るとミスや反省点を確認できると案内しています。見直すときは、次の3点を見てください。
1つ目は、守りのエリクサーを残せていたか。2つ目は、空中のユニットに対応できたか。3つ目は、相手が建物や小型の群れで止めてきたときに、出す順番を変えられたかです。
はじめての方は、まず基本から
この記事は、デッキの型の解説です。クラロワを始めたばかりの方は、先に初心者向けの記事や、はじめての方向けの完全攻略ガイドを読むと、用語や基本が分かりやすくなります。

よくある質問
- ブリッジスパムとは何ですか?
-
橋の近くから、素早い地上ユニットを続けて出して攻める、デッキの型(攻め方)の呼び方です。プレイヤーの間で使われる呼び方で、解説によって指す範囲が少し違います。
- ブリッジスパムと橋前攻めは同じ意味ですか?
-
同じ意味で使われることがあります。解説によって呼び方が違うので、この記事では、ブリッジスパムと橋前攻めを同じ型として、「橋前」は位置の呼び方として書き分けています。
- ブリッジスパムのデッキには、どんなカードが入りますか?
-
攻城バーバリアンやラムライダーのような突進するユニットを軸に、アサシン ユーノやロイヤルゴーストなどの素早い地上ユニットを組み合わせる形がよく紹介されています。決まった8枚はないので、役割ごとに選びます。
- ブリッジスパムは対空が苦手ですか?
-
型が苦手なわけではありませんが、よく使われる地上ユニットは空中を攻撃できません。空中に届くユニット・建物・呪文を、合わせて2枚以上入れることを本サイトでは目安にしています。
- 初心者でも使えますか?
-
使うことはできます。ただし、エリクサーの残りを見ながら、攻めと守りを切り替える判断が多い型です。慣れないうちは、初心者向けのデッキの記事や、はじめての方向けの攻略ガイドで基本を確認してから試すのがおすすめです。
まとめ
ブリッジスパムは、橋前から素早い地上ユニットを続けて出し、相手に守らせ続けるデッキの型です。「橋前」は位置、「ブリッジスパム」「橋前攻め」は型の名前と分けて考えると、解説の違いに迷いにくくなります。
デッキは、攻めの軸・続けて出す地上ユニット・対空・呪文の役割が空かないように選びましょう。出すときは、片側から始めて反対側へ切り替え、守りのエリクサーを少し残すのが基本です。苦手な相手は、建物・地上の守りが強いデッキ・小型の群れ・空中のユニットです。



ほかのデッキタイプの解説は、次の記事にまとめています。

