クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で、「攻められると、何を出せばいいか分からない」「守り切ったはずなのに、エリクサーが足りなくなって押し込まれる」と感じたことはありませんか。守りは、何で受けるか・どこで受けるか・どこまで守るかの3つを決めると、迷いが減ります。
この記事では、守り方の全体像を順番に解説します。細かいやり方は、本サイトのそれぞれの解説記事へ案内します。
- 守りの基本の考え方
- 自分のタワーと一緒に守るコツ
- 相手のカードの種類(タンク・群れ・空中・建物だけをねらうカード)ごとの受け方
- 守りすぎないための判断
- 守りでよくある失敗と、振り返り方
「タンク」「群れ」「空中ユニット」といった分け方は、プレイヤーの間の呼び方と本サイトの整理で、Supercell が決めた分類ではありません。「公式サポートによると」と書いた部分は、公式サポート(日本語版)の「1対1バトル」「タワーユニット」「キングタワーレベル」で確認した内容です。タワーの攻撃範囲の広さなど、公式に説明が無いものは数値を書いていません。それ以外の守りのコツは一般的な考え方で、カードの情報は2026年9月22日時点のクラロワ攻略Labのカード図鑑によります。
守りの基本の考え方
守りの目的は「少ないエリクサーでタワーを残す」こと
守りでは、相手の攻めを止めることだけを考えがちです。けれど、たくさんのカードを使って止めても、次の攻めに使うエリクサーが残りません。できるだけ少ないエリクサーで、タワーの体力をできるだけ残して止めるのが、守りの基本です。
公式サポートの「1対1バトル」では、相手より少ないエリクサーで、無傷か最小限のダメージで攻撃を撃退することを「プラスのエリクサー交換」と呼んでいます。本サイトでは、プレイヤーの間の呼び方にならって「ポジティブトレード」と書いています。差の数え方は、ポジティブトレードの解説記事にまとめています。
守りで決めることは3つ
相手がカードを出したら、次の3つを順番に考えます。どれも、本サイトに詳しい解説記事があります。
| 決めること | 考える内容 | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 何で受けるか | 相手のカードの種類に合うカードを選ぶ | この記事の「相手のカードの種類で受け方を変える」 |
| どこで受けるか | タワーの攻撃が届く場所へ連れてくる | 引きつけ(誘導)の解説・建物カードの解説 |
| どこまで守るか | 守り切るか、ほどほどにして反撃へ回すか | ポジティブトレードの解説・カウンタープッシュの解説 |
相手の対策カードが手札に戻る時期を考える
公式サポートによると、カードは1枚使うと、ほかのカードを4枚使ったあとに手札へ戻ってきます。これが「カードのサイクル」です。守りに使ったカードも、しばらくは使えません。
反対に、相手が守りのカードを使った直後は、そのカードがすぐには戻ってきません。自分と相手が、どの守りのカードを使ったばかりかを覚えておくと、次の攻めと守りの判断に役立ちます。相手の手札の数え方は、エリクサーカウントの解説記事も参考にしてください。
タワーと一緒に守る
タワーも守りの戦力になる
自分のタワーは、相手のユニットを攻撃してくれます。本サイトのタワープリンセスの解説では、タワーの攻撃にはエリクサーがかからず、相手が攻撃範囲に入ると攻撃すると説明しています。守りのカードだけで倒そうとせず、タワーの攻撃と合わせて倒すと、少ないエリクサーで守れます。
同じ解説では、キングタワーは起動するまで攻撃せず、クラウンタワーのタワープリンセスは試合の最初から攻撃するとしています。ふだん守りの中心になるのは、左右のクラウンタワーです。
タワーの攻撃が届く場所で受ける
守りのユニットや建物は、タワーの攻撃が届く位置に置くのが基本です。本サイトのナイトの解説では、相手がタワーの攻撃範囲に入ってから当てると、タワーと一緒に攻撃できると説明しています。スケルトンやアイススピリットで相手の足を止めている間も、タワーは攻撃を続けます。
建物や安いユニットを使って、相手をタワーの攻撃が届く場所へ連れてくるやり方は、引きつけ(誘導)の解説記事で詳しく紹介しています。
タワーの攻撃がどこまで届くか、相手がどこまで来ると攻撃が始まるかは、公式サポートの「タワーユニット」「1対1バトル」「キングタワーレベル」には書かれていませんでした(2026年9月22日時点)。タワーが攻撃を始める位置は、訓練キャンプや実際の試合で見て覚えるのが確実です。
タワーの強さはキングタワーレベルとタワーユニットで変わる
公式サポートの「キングタワーレベル」によると、キングタワーレベルはバトル中のクラウンタワー全体の性能を決めます。キングタワーレベルの上げ方は、キングタワーレベルの解説記事にまとめています。
また、公式サポートの「タワーユニット」によると、タワーユニットはそれぞれ攻撃方法が違い、タワーの攻撃の選択肢が増えたと説明されています。タワーユニットはデッキの8枚には含まれない追加のサポートカードで、最初のタワープリンセスはすぐに解放されます。ほかのタワーユニットは、より上位のアリーナで解放されます。選び方はタワーユニットの解説記事を参考にしてください。
相手のカードの種類で受け方を変える
同じ守りのカードでも、相手によって向き不向きがあります。まずは、相手のカードがどの種類かを見分けましょう。下の表は、本サイトのカード解説をもとにした大まかな目安です。
| 相手のカードの種類 | 相手の例 | 受けやすいカードの例 |
|---|---|---|
| タンク(体力の多いユニット) | ジャイアント・ゴーレム・ロイヤルジャイアント | インフェルノタワー・ミニP.E.K.K.A・ガーゴイルの群れ |
| 群れ(小型ユニットの集まり) | スケルトン部隊・ゴブリンギャング・コウモリの群れ | ローリングウッド・ザップ・矢の雨・バルキリー |
| 空中ユニット | エアバルーン・ラヴァハウンド・ガーゴイルの群れ | マスケット銃士・アーチャー・テスラ・インフェルノタワー |
| 建物だけをねらうカード | ホグライダー・ジャイアント・ロイヤルジャイアント | 大砲・テスラ・墓石・ゴブリンの檻 |
タンクには、大きなダメージを出せるカードで受ける
ジャイアントやゴーレム、ロイヤルジャイアントのように体力の多いユニットは、小さなダメージを重ねても止まりません。本サイトの解説では、ジャイアントはインフェルノタワー・ミニP.E.K.K.A・P.E.K.K.Aに弱いとしています。空中を攻撃できない地上のタンクには、ガーゴイルの群れも向いています。
注意したいのは、タンクの後ろにいる攻撃役です。ミニP.E.K.K.Aのように1体ずつ攻撃するカードは、群れに囲まれると弱くなります。ゴーレムは倒されると小さいゴーレムに分かれるので、最後まで処理が必要です。タンクの見分け方はタンクのカード一覧、受けるカードの選び方はタンクキラーのカード一覧で解説しています。
群れには、範囲攻撃でまとめて倒す
スケルトン部隊やゴブリンギャングのような群れは、1体ずつ倒していると間に合いません。本サイトのカード解説で共通しているのは、群れは範囲攻撃でまとめて倒され、1体ずつ攻撃するカードは群れに囲まれると弱いということです。
地上の群れにはローリングウッドやバルキリー、空中の群れには矢の雨やザップのように、地上と空中のどちらに当たるかも確かめておきます。ローリングウッドとバルキリーは、空中には当たりません。盾の戦士は盾があるので、小型の呪文1枚では倒しにくいカードです。群れの種類は群れのカード一覧、範囲攻撃のカードは範囲攻撃ができるカード一覧にまとめています。
空中ユニットには、空中を攻撃できるカードを用意する
エアバルーンやラヴァハウンドは空を飛んでくるので、地上しか攻撃できないカードでは止められません。本サイトの解説では、大砲・ボムタワー・バルキリー・ボウラー・ミニP.E.K.K.A・P.E.K.K.A・メガナイトは空中を攻撃できません。
受けるカードには、マスケット銃士・アーチャー・メガガーゴイル・テスラなどがあります。本サイトの解説では、ラヴァハウンドは倒されるとラヴァパピーに分かれ、分かれたあとは矢の雨などの範囲攻撃に弱いとしています。空中ユニットの種類は空中ユニットのカード一覧、受けるカードは対空できるカード一覧で確認できます。
建物だけをねらうカードには、建物や引きつけで受ける
公式サポートの「1対1バトル」では、建物だけを攻撃するカードは一般に「主軸カード」とされ、相手のタワーへまっすぐ向かうと説明されています。例はホグライダー・ロイヤルジャイアント・ゴーレムです。本サイトでは、こうしたカードを「勝ち筋」と呼んでいます(勝ち筋カードの一覧)。
本サイトの解説では、ホグライダーは大砲やテスラに引きつけられるとしています。墓石やゴブリンの檻も、建物で相手を止めながらタワーに攻撃させる使い方ができます。建物の選び方と置き方は建物カードの解説記事、置く位置の考え方は引きつけの解説記事で詳しく説明しています。
ただし、公式サポートはゴブリンバレルやディガーのように、マップのどこにでも置けるカードも主軸カードになり得るとして、別に挙げています。タワーの近くに直接来るので、建物で誘うのは難しくなります。本サイトの解説では、ゴブリンバレルはローリングウッドやザップ、ディガーは出てきたところをすぐ囲めるユニットに弱いとしています。
守りすぎない判断も大切
守り切れないときは「タワーを犠牲にする覚悟」
すべての攻めを完璧に止めることはできません。公式サポートの「1対1バトル」には「タワーを犠牲にする覚悟」という項目があり、片方のタワーを守り切れないと思ったら、防衛はほどほどにして、反撃のためにエリクサーを溜めるよう勧めています。
同じ項目では、タワーを守る代わりに反対側から攻めて相手のタワーを壊す状況を「タワー交換」と呼んでいます。守り切れない攻めに、エリクサーをつぎ込み続けないことも、守りの判断のひとつです。
反対側から攻めるときも、守りのエリクサーは残す
公式サポートの「反対側から反撃!」では、相手が高エリクサーのユニットを出したら、反対側の橋から攻めて圧力をかけるよう勧めています。一方で、やりすぎは禁物で、防衛のために少しエリクサーを残すよう注意しています。
守りすぎても、攻めすぎても負けにつながります。反対側の攻め方は反対レーンの攻め方の解説記事で紹介しています。
安く守れたら、次は反撃を考える
少ないエリクサーで守れたら、エリクサーは相手より多く残っています。守りに使ったユニットが生き残っていれば、そのまま反撃に使えることもあります。守ったあとの攻め方はカウンタープッシュの解説記事、得をしたかどうかの数え方はポジティブトレードの解説記事で詳しく説明しています。
守りでよくある失敗
橋を渡った直後に、あわてて受けてしまう
相手のユニットが橋を渡った瞬間に守りのカードを出すと、タワーの攻撃が届かない場所で戦うことになりがちです。すると、守りのカードだけで倒すことになり、エリクサーを多く使います。ナイトの例のように、タワーの攻撃が届くところまで来てから受けるほうが、タワーの力を借りられます。
相手に合わないカードで受けてしまう
空中ユニットを空中を攻撃できないカードで受けたり、群れを1体ずつ攻撃するカードで受けたりすると、守りのカードがすぐに倒されてしまいます。相手がカードを出したら、まずその種類を見分けてから、受けるカードを選びましょう。相性の悪い相手への考え方は苦手なデッキへの対策の解説記事も参考になります。
1つの攻めに、何枚も重ねてしまう
不安になって守りのカードを次々に出すと、止められても、エリクサーで大きく損をします。その直後に反対側から攻められると、守るエリクサーが残っていません。1枚で止められそうなら、まずは1枚で様子を見るのが基本です。
リプレイで守りを振り返る
公式サポートの「1対1バトル」では、リプレイを見るとミスや反省点を確認でき、次の戦略に反映できると説明しています。負けた試合は、次の点を見返してみましょう。
| 見返すところ | 確かめること |
|---|---|
| 守りのカードを出した場所 | タワーの攻撃が届く場所だったか |
| 守りのカードの選び方 | 相手のカードの種類に合っていたか |
| 使ったカードの枚数 | 1つの攻めに重ねすぎていなかったか |
| 守ったあとのエリクサー | 次の攻めや反対側の守りに回せる分が残っていたか |
守りに使われることの多いカードが、いまの環境でどれくらい使われているかは、使用率ランキングで確認できます。集計はレジェンドの道の上位プレイヤーが中心です。
| カード | 使用率 | 勝率 | 試合数 | 進化・ヒーローで使用 |
|---|---|---|---|---|
| 29.4% | 50.5% | 179,554 | 13% | |
| 25.3% | 49.8% | 154,405 | 28% | |
| 23.5% | 50.2% | 143,455 | — | |
| 23.0% | 50.1% | 140,362 | — | |
| 20.5% | 50.2% | 125,103 | 39% | |
| 20.2% | 49.8% | 123,542 | — | |
| 15.5% | 50.2% | 95,076 | — | |
| 14.4% | 49.3% | 88,260 | — | |
| 13.4% | 51.3% | 82,162 | 69% | |
| 12.5% | 49.4% | 76,322 | 77% |
集計: レジェンドの道・直近7日・305,721試合(2026年9月22日まで)。100試合未満のものは載せていません。
よくある質問
- クラロワの守りで、いちばん大切なことは何ですか?
-
少ないエリクサーで、タワーの体力をできるだけ残して止めることです。自分のタワーの攻撃が届く場所で受け、相手のカードの種類に合ったカードを選ぶと、少ない枚数で守れます。
- 守りのユニットは、どこに置けばいいですか?
-
基本は、自分のタワーの攻撃が届く位置です。タワーの攻撃にはエリクサーがかからないので、タワーと一緒に攻撃できれば少ないカードで守れます。置き場所の考え方は、引きつけ(誘導)の解説記事で詳しく紹介しています。
- タワーの攻撃はどこまで届きますか?
-
公式サポートでは、タワーの攻撃範囲の広さは確認できませんでした(2026年9月22日時点)。訓練キャンプや実際の試合で、タワーが攻撃を始める位置を見て覚えるのが確実です。
- 守り切れないと思ったら、どうすればいいですか?
-
公式サポートの「1対1バトル」では、片方のタワーを守り切れないと思ったら、防衛はほどほどにして反撃のためにエリクサーを溜めるよう勧めています。ただし、反対側から攻めるときも、防衛のために少しエリクサーを残すよう注意しています。
- ゴブリンバレルやディガーは、建物で守れますか?
-
どちらもマップのどこにでも置けるので、建物で誘うのは難しい相手です。本サイトの解説では、ゴブリンバレルはローリングウッドやザップ、ディガーは出てきたところをすぐ囲めるユニットに弱いとしています。
まとめ
守りの基本は、少ないエリクサーでタワーを残すことです。何で受けるか・どこで受けるか・どこまで守るかの3つを決めると、あわてずに守れます。相手がタンク・群れ・空中・建物だけをねらうカードのどれかを見分けて、合うカードを選び、タワーの攻撃が届く場所で受けましょう。
守り切れない攻めには、エリクサーをつぎ込みすぎないことも大切です。まずは負けた試合のリプレイで、守りのカードを出した場所と枚数を見返すところから始めてみてください。





