クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で、残り1分になったとたんに押し切られてしまうことはありませんか。「2倍になったら何を変えればいいの?」「重いカードをどんどん出していいの?」と迷う方も多いはずです。エリクサーが2倍の速さで増える時間帯は、自分だけでなく相手も手数が増える時間です。攻めと守りの考え方を少し切り替えるだけで、最後の1分の結果が変わります。
この記事では、次の内容を順番に解説します。
- 2倍エリクサータイムが始まるタイミングと、公式での呼び方
- 2倍の時間帯で何が変わるのか
- 攻めの変え方(カウンター・後ろからの攻め・反対レーン)
- 守りの変え方
- 2倍に入る前にやっておきたいこと

「2倍エリクサータイム」「2倍タイム」「ダブルエリクサー」は、プレイヤーの間で使われる呼び方です。Supercell の公式サポート(日本語版)では「生成速度2倍」と書かれ、3分をこえたあとの時間は「延長タイム」と呼ばれています。この記事では「2倍タイム」と書き、3分のあとの時間は本サイトのほかの記事に合わせて「延長戦」と書きます。
仕組みの説明は、公式サポートの「エリクサー」と「1対1バトル」(日本語版・英語版)を2026年9月22日に開いて確認した内容にもとづいています。公式サポートには、2倍タイムでの攻め方・守り方の説明はありません。立ち回りの章は、公式の「反対側から反撃」「タワー交換」「後方からのプッシュ」の説明をもとにした、本サイトの整理です。カードのコストは、2026年9月22日時点のクラロワ攻略Labのカード図鑑の値です。最終的にはゲーム内の表示を優先してください。
2倍エリクサータイムとは?始まるタイミング(2026年9月22日時点)
通常のバトルの最後の1分が2倍になる
公式サポートの「エリクサー」によると、通常のバトルの3分間は、1分めと2分めが1倍、3分めが2倍の速さでエリクサーが増えます。日本語版では「2分1秒~3分:生成速度2倍」と書かれています。画面の残り時間で言えば、残り1分からが2倍タイムです。
公式サポートは、エリクサーは時間とともに作られ、終盤に近づくほど速くなると説明しています。3分のあとの延長戦(公式では「延長タイム」)は、前半が2倍、後半が3倍です。延長戦のルールと立ち回りは、延長戦の記事で解説しています。この記事では、通常の3分の中にある2倍タイムだけを扱います。
公式の呼び方とプレイヤーの呼び方
「2倍エリクサータイム」という言葉は、公式サポートのページには出てきません。公式の日本語版は「生成速度2倍」という書き方です。プレイヤーの間では「2倍タイム」「ダブルエリクサー」とも呼ばれます。呼び方の一覧は用語集の記事にまとめています。
モードによっては増え方が違う
公式サポートは、イベントやモードによっては、エリクサーの増える速さが通常より大幅に早いものや遅いものがあるとしています。また、2対2の協力バトルでは、1対1のモードより増え方が遅いと書かれています。この記事は、通常の1対1のバトルを前提にしています。
2倍タイムで何が変わるか
エリクサーがたまる速さは約半分の時間に
増える速さが2倍になるので、同じ量がたまるまでの時間はおよそ半分になります。エリクサーの基本の記事では、通常時をおよそ3秒に1つ、2倍タイムをおよそ1.5秒に1つと目安を書いています。公式に書かれているのは倍率だけで、秒数は倍率から計算した目安です。時間帯ごとの一覧も、その記事にまとめています。
相手も同じだけ増える
見落としやすいのは、2倍になるのは相手も同じという点です。自分が重いカードを続けて出せるなら、相手も同じように守りを重ねられます。通常時なら通った攻めが止められたり、止められたはずの攻めが通ったりします。
変わる点を、通常時と比べて表にまとめます。これは本サイトの整理です。
| 項目 | 通常時(1倍) | 2倍タイム |
|---|---|---|
| エリクサーの重み | 1つの損が大きい。交換の得を積み重ねる | すぐに取り戻せる。損得より手数が効いてくる |
| 攻めの大きさ | 1回の攻めは小さめ | 守りのあとに足して、大きな攻めを作りやすい |
| 守り | 最低限のカードで受ける | 相手の攻めも厚くなるので、手札の守りを切らさない |
| 待つことの損 | 小さい | ゲージが上限で止まると、増える分をすぐ捨ててしまう |
残り時間が少ないことも忘れない
2倍タイムは、通常のバトルの最後の1分です。ここでタワーを取れるか、守り切れるかが結果に大きく響きます。エリクサーが増えるからといって攻めだけに寄せると、タワーを1本取られて逃げ切られることもあります。攻めと守りのどちらを優先するかは、自分と相手のタワーの状況で決めます。
2倍タイムの攻めの変え方
守りのあとのカウンターを厚くする
2倍タイムでいちばん生かしやすいのは、守りで生き残ったユニットに後ろからカードを足すカウンター(反撃)です。守ったあとのエリクサーが早くたまるので、足せるカードの量が増えます。
たとえば、ミニP.E.K.K.A(4)やP.E.K.K.A(7)で相手のタンクを倒し、生き残ったところへ勝ち筋のカードを足す形です。ホグライダー(4)は、カード図鑑の解説文で「守りでエリクサーの得をとったあとにすぐ出すと、相手は対応が追いつきにくくなります」と説明されています。
重いカードは後ろから出して支援を足す
公式サポートの「1対1バトル」には、ユニットをキングタワーの後ろに出して時間を稼げば、橋に着くころには支援のエリクサーがたまっている、という「後方からのプッシュ」の説明があります。2倍タイムでは、同じ時間でたまる量が増えるので、この考え方が使いやすくなります。
ゴーレム(8)やラヴァハウンド(7)を軸にしたデッキは、この時間帯に大きな攻めを作りやすくなります。エリクサーポンプ(6)も、カード図鑑では「試合の後半に大きな攻めをするためのエリクサーをためるカード」と説明されています。重いカードで攻める型はビートダウンデッキの記事で解説しています。
ただし、相手も2倍で増えています。重いカードを出した直後は、反対側を攻められたときの守りが薄くなります。後ろから出すときも、守りに回すカードが手札にあるかを先に見ておきます。
両レーンを使って相手の守りを分ける
公式サポートの「1対1バトル」は、相手が高エリクサーのユニットを出したら、反対側の橋の付近に攻撃部隊を出して圧力をかける「反対側から反撃」を紹介しています。同時に、防衛のためのエリクサーは少し残しておくように、とも書いています。
2倍タイムでは、左右の両方にカードを出せるだけのエリクサーがたまりやすくなります。片方で守りながら反対側にも小さな攻めを出すと、相手は守りを左右に分けることになります。三銃士(9)のように、左右に分けて出せるカードもあります。
一方で、反対レーンの攻め方の記事で説明しているとおり、相手も反対側の守りにカードを出しやすくなるので、1回の反撃だけで押し切れるとは限りません。両レーンを使うときも、自分の守りの分は残しておきます。
タワー交換は残り時間とタワーの数で判断する
公式サポートには、片方のタワーを守り切れないと思ったら防衛を控えてエリクサーをため、反対側から相手のタワーを壊す「タワー交換」という考え方も書かれています。2倍タイムは攻めの手数が増えるので、タワー交換の形になりやすい時間帯です。
ただし、残り1分でタワーを1本ずつ壊し合っても、壊した数の差は変わりません。すでに自分がタワーを1本多く壊しているなら、交換に乗らずに守り切るほうが安全です。攻めの選び方を表にまとめます。
| 攻めの形 | 向いている場面 | 注意すること |
|---|---|---|
| 守りのあとのカウンター | 守りのユニットが生き残ったとき | 足しすぎて、次の相手の攻めを守れなくならないか |
| 後ろからの大きな攻め | 相手のエリクサーが少なそうなとき | 出した直後に反対側を攻められたときの守り |
| 反対レーンの攻め | 相手が片側に重いカードを出したとき | 自分の守りのエリクサーを少し残す |
| 呪文でタワーを削る | 相手のタワーの体力が残り少ないとき | 呪文を使ったあと、守りの呪文が手札にない時間ができる |
呪文で削る場合、ロケット(6)はカード図鑑の解説文で「試合の終盤に残り少ないタワーを削りきる使い方もあります」と説明されています。ファイアボール(4)も含めて、呪文の選び方は呪文カードの記事にまとめています。
2倍タイムの守りの変え方
相手の攻めが厚くなる前提で守る
2倍タイムの相手は、タンクの後ろに後衛を重ねたり、両方のレーンに出したりしやすくなります。1枚で受け切れる前提を捨てて、2枚目の守りを用意しておくのが基本です。守りのカードを1枚出したら、次の守りのカードが手札に残っているかを確認します。
安いカードで受けて手札を回す
公式サポートの「1対1バトル」によると、使ったカードは、ほかのカードを4枚使うまで手札に戻りません(カードのサイクル)。2倍タイムはカードを出す回数が増えるので、手札が回るのも早くなります。スケルトンやアイススピリット(どちらも1)のような安いカードで受ければ、守りの主力を早く手札に戻せます。
公式サポートは、相手より少ないエリクサーで攻めを止める「プラスのエリクサー交換」の例として、ローリングウッド(2)でゴブリンバレル(3)を止めると1エリクサー分の得になる、と説明しています。2倍タイムでも、この差が次の一手の余裕になります。考え方はポジティブトレードの記事、安いカードの一覧は低コストカードの記事で解説しています。
ゲージを上限で止めない
守りを意識するあまり、エリクサーを上限までためたまま待つのは損です。2倍タイムでは、ゲージが上限に届くまでの時間も短くなります。守りの分を残しつつ、ザップ(2)のような安いカードや、自陣の奥に出すユニットで少しずつ使っていきます。
2倍に入る前にやっておくこと
エリクサーの差をつけておく
2倍タイムに入っても、それまでについたエリクサーの差は消えません。残り1分になる前に、相手が大きなカードを使った直後かどうかを把握しておくと、2倍に入った瞬間に攻めるか守るかを決めやすくなります。相手のエリクサーの見積もり方はエリクサーカウントの記事で解説しています。2倍タイムでの数え方の変化も、その記事にまとめています。
タワーの体力を見て狙いを決めておく
残り1分になる前に、自分と相手のタワーの体力を確かめておきます。2倍タイムは攻めの手数が増えるので、どのタワーを狙うかを先に決めておくと迷いが減ります。相手のいちばん体力の少ないタワーを集中して削る考え方は、タワーの削り方の記事で解説しています。
2倍に入る前の確認を表にまとめます。これは本サイトの整理です。
| 確認すること | 2倍タイムでどう生きるか |
|---|---|
| エリクサーの差 | 有利なら2倍の入りに攻め、不利なら守りから入る |
| 自分と相手のタワーの体力 | 狙うタワーと、守るべきタワーが決まる |
| 壊したタワーの数 | 勝っているなら守り切る、並んでいるなら攻める |
| 手札の守りのカード | 2倍の入りに相手が攻めてきても受けられる |
延長戦を見すえた準備は延長戦の記事で
2倍タイムの1分の間に、延長戦に向けた準備もしておくことになります。タワーの状況、守りのカード、3分ちょうどの時点で残すエリクサーなど、延長戦に入る直前の準備は延長戦の記事に手順でまとめています。
参考までに、レジェンドの道で使われているカードの使用率を載せます。2倍タイムだけの集計ではありませんが、どんなカードが多く使われているかの目安になります。
| カード | 使用率 | 勝率 | 試合数 | 進化・ヒーローで使用 |
|---|---|---|---|---|
| 29.4% | 50.5% | 179,554 | 13% | |
| 25.3% | 49.8% | 154,405 | 28% | |
| 23.5% | 50.2% | 143,455 | — | |
| 23.0% | 50.1% | 140,362 | — | |
| 20.5% | 50.2% | 125,103 | 39% | |
| 20.2% | 49.8% | 123,542 | — | |
| 15.5% | 50.2% | 95,076 | — | |
| 14.4% | 49.3% | 88,260 | — | |
| 13.4% | 51.3% | 82,162 | 69% | |
| 12.5% | 49.4% | 76,322 | 77% |
集計: レジェンドの道・直近7日・305,721試合(2026年9月22日まで)。100試合未満のものは載せていません。
よくある質問
- クラロワの2倍エリクサーはいつから始まりますか?
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通常のバトルでは、残り1分からです。公式サポート(日本語版)では「2分1秒~3分:生成速度2倍」と書かれています。イベントやモードによっては、増える速さが違う場合があります。
- 2倍タイムでは、エリクサーは何秒に1つ増えますか?
-
公式サポートに書かれているのは倍率だけで、秒数はありません。本サイトのエリクサーの記事では、通常時のおよそ3秒に1つをもとに、2倍タイムをおよそ1.5秒に1つと目安を書いています。
- 「ダブルエリクサー」は公式の名前ですか?
-
公式サポートのエリクサーのページには、「2倍エリクサータイム」「2倍タイム」「ダブルエリクサー」という言葉はありません。公式の日本語版は「生成速度2倍」という書き方です。どれもプレイヤーの間の呼び方です。
- 2倍タイムでは攻めたほうがいいですか?
-
一概には言えません。攻めの手数は増えますが、相手の守りも同じだけ増えます。壊したタワーの数で勝っているなら守りを優先し、並んでいるならカウンターや反対レーンの攻めで相手の守りを分けるのが、本サイトのおすすめの考え方です。
- 2対2のバトルでも残り1分で2倍になりますか?
-
公式サポートは、2対2の協力バトルでは1対1のモードよりエリクサーの増え方が遅いとだけ書いており、時間帯ごとの倍率は載せていません。2対2で遊ぶときは、ゲーム内の表示で確認してください。
まとめ
2倍エリクサータイムは、通常のバトルの残り1分に、エリクサーが2倍の速さで増える時間帯です。公式の日本語版では「生成速度2倍」と書かれています。自分だけでなく相手も手数が増えることを前提に、攻めと守りを切り替えます。
攻めでは、守りのあとのカウンターを厚くし、後ろからの攻めや反対レーンで相手の守りを分けます。守りでは、2枚目の守りを用意し、安いカードで手札を回します。残り1分になる前に、エリクサーの差とタワーの体力を確かめておくと、2倍に入ってから迷わずに動けます。



