Cities: Skylines II(CS2)で火事・犯罪・病気が増えるとき:消防・警察・医療の見直し方

Cities: Skylines II(CS2)で火事・犯罪・病気が増えるとき:消防・警察・医療の見直し方

Cities: Skylines II(以下 CS2)で街を育てていると、火災の赤い表示が増えたり、犯罪発生のお知らせが続いたり、市民のChirperに病気の投稿が並んだりして「サービスが足りていないのでは」と気になる場面が出てきます。CS2 の消防・警察・医療・死亡者の処理はそれぞれ独立した仕組みで、見分け方も対策も異なります。本記事では、公式 Wiki の範囲で、Info View での見分け方、消防(Fire & Rescue)・警察(Police)・医療と死亡者の処理(Healthcare・Deathcare)の仕組み、火事・犯罪・病気が増えたときに確認したいポイントを整理します。本記事は CS2 の Patch 1.6.2f1「Autumn Breeze」(2026年9月16日配信)時点の内容です。

目次

見分け方:Info View で火事・犯罪・病気の兆候を確認する

公式 Wiki によると、CS2 には左上のアイコンから開ける Info View(情報表示パネル)が全部で33種類あり、Fire & Rescue・Police・Healthcare & Deathcare はそれぞれ独立した Info View として用意されています。まずどの数値が悪化しているかを、これらのパネルで確認するところから始めます。

消防・警察・医療それぞれの Info View で見えるもの

公式 Wiki は、それぞれの Info View が表示する内容を次のように説明しています。Fire & Rescue は平均火災リスクを、Police は留置場・刑務所の空き状況と平均犯罪確率を、Healthcare & Deathcare は医療・火葬場・墓地の総利用可能量をパネルに表示します。

Info View パネルの表示 マップの表示
Fire & Rescue(消防)平均火災リスク消防関連の建物・Firewatch Tower とその範囲・消防車。道路は現在の消防カバレッジ、建物と樹木は現在の火災リスクを緑〜赤で表示
Police(警察)留置場・刑務所の空き状況、平均犯罪確率警察関連の建物・刑務所・パトカー・護送車。道路は現在の警察カバレッジ、建物は現在の犯罪確率を緑〜赤で表示
Healthcare & Deathcare(医療・死亡者の処理)医療・火葬場・墓地の総利用可能量医療・死亡者処理関連の建物・救急車・霊柩車。道路は現在の医療カバレッジを緑〜赤で表示

Police の統計には犯罪件数・検挙率も出る

Police の Info View の詳細な統計には、留置場・刑務所内の犯罪者数、平均犯罪確率に加えて、月間犯罪発生件数(Number of Crimes Per Month)と犯罪成功率(Crime Success Rate)も含まれると公式 Wiki に記載されています。「犯罪が増えている」と感じたときは、この2つの数値の推移を見ると、体感だけでなく実際に増えているのかを確認しやすくなります。

ポイント

3つの Info View はどれも「道路は緑〜赤でカバレッジ」「建物は緑〜赤でリスク(火災リスク・犯罪確率)」という共通の見方です。まずこのパネルを開いて、どこが赤くなっているかを確認するのが第一歩です。

消防(Fire & Rescue)の仕組みと火災対策

消防は建物火災と山火事の両方に対応するサービスです。公式 Wiki の説明を、施設ごとに分けて整理します。

Fire House・Fire Station が周辺の火災リスクを下げる

公式 Wiki によると、Fire House または Fire Station が街にあると、その周辺の火災リスクが下がります。消防署は消防車を出動させて建物火災を消火しますが、火災は急速に燃え広がることがあるため、緊急時に消防車が渋滞に巻き込まれず現場に到達できるよう、渋滞を解消しておくことが重要だと説明されています。

山火事対策:Firewatch Tower と消防ヘリ

公式 Wiki は、荒野に Firewatch Tower(火の見やぐら)を設置すると、その周辺の山火事のリスクを監視・低減できると説明しています。山火事は簡単に燃え広がり、近くの建物に燃え移ることがあるため、山火事と建物火災の両方を消火できる Firefighting Helicopter Depot(消防ヘリ拠点)のヘリコプター部隊が必要だとされています。

あわせて、消防サービスには災害への備えと対応も含まれます。公式 Wiki によると、倒壊した建物に閉じ込められた市民を消防車が救助に向かうほか、Early Disaster Warning System(早期災害警報システム)が自然災害を早期に検知して市民へ通知を送り、Emergency Shelter(緊急避難所)があれば市民はそこへ避難して災害をやり過ごせます。

渋滞は消防車・救急車の到達を遅らせる

消防・医療とも、緊急車両が現場へ向かう際は一般車両と同じ道路網を使います。前述のとおり火災対応では渋滞の解消が重要だと公式 Wiki が明記しており、後述の医療でも救急車が交通事故の現場へ向かうと説明されています。火事・病気が増えたと感じたときは、サービス施設そのものだけでなく、施設から現場までの経路が渋滞していないかもあわせて確認する価値があります。渋滞対策そのものは別記事で詳しく扱っています。

警察(Police)の仕組みと犯罪対策

警察は治安を維持し、犯罪の発生を抑えるサービスです。公式 Wiki の説明を、抑止・逮捕・服役の順に整理します。

Police Station・Headquarters とパトカーが犯罪を抑止する

公式 Wiki によると、Police Station や Police Headquarters が近隣にあると、その地域の犯罪の蓄積が減ります。パトロール中の警察車両も市民の素行を良くする効果があり、走行する道路沿いの犯罪発生確率を下げるとされています。選択した地区に限定していなければ、パトカーは市内全域を巡回します。

各建物は「犯罪確率(crime probability)」という値を持ち、これは市民が犯罪の標的としてその建物を選ぶリスクを表す、と公式 Wiki は説明しています。犯罪確率は市民の Well-being(幸福度の一要素)にも影響し、電気不足・上下水道不足・汚染・ごみ・余暇不足なども Well-being を下げる要因として、犯罪確率と並んで挙げられています。

逮捕から服役までの流れ

公式 Wiki は、犯罪者になった市民の動きを次のように説明しています。犯罪者は建物へ移動して犯罪を実行し(それには時間がかかる)、犯行時に警報が作動して警察署へ通報が入りますが、パトカーが出動するまでにわずかな遅延があります。パトカーが犯罪者が立ち去る前に現場へ到着すれば逮捕でき、立ち去られてしまえば取り逃がします。逮捕された犯罪者は Police Station や Police Headquarters の留置場に収容され、一部は Prison(刑務所)で服役します。市内に刑務所が無い場合は Outside Connections(域外接続)経由で服役先へ送られる、とも説明されています。

Well-being が低いと犯罪者になりやすい

公式 Wiki によると、市民が犯罪者になる確率は全体的には低いものの、その市民の Well-being が低いほど確率は上がります。犯罪の標的となった建物の住民は、一時的に Well-being を失うとも説明されており、犯罪が起きると被害を受けた住民がさらに犯罪者になりやすくなる、という循環が起こり得ます。犯罪対策は警察の配置だけでなく、街全体の Well-being を底上げすることも関わってくる、というのが当サイトの整理です。

医療・健康・死亡者の処理(Healthcare・Deathcare)

医療(Healthcare)は市民の治療を、死亡者の処理(Deathcare)は亡くなった市民の搬送を担うサービスです。市民の Health(健康)にはさまざまな要因が影響します。

Medical Clinic・Hospital の役割とHealthへの影響

公式 Wiki によると、Medical Clinic と Hospital は病人への治療と、自力で移動できない病人・けが人への救急車輸送を提供します。あわせて、周辺の市民には受動的な Health のボーナスを与え、救急車は交通事故の現場にも対応して、けがをした市民を医療施設へ搬送するとされています。市民の Health は、近くに医療施設があることによる受動的なボーナスと、病気・事故によるけがの治療を受けること(治療自体は一時的に Health を大きく下げます)の両方から影響を受けます。

病気・けがのリスクと Weak・Distressed の状態

公式 Wiki は、市民が病気になる確率はそのときの Health に左右され、Health が高いほど風邪などにかかるリスクが下がると説明しています。ただし実際に病気になると Health は大きく下がります。病気・けがをしている間は死亡する確率も持ち、確率自体は全体的に低いものの、そのときの Health が低いほど死亡リスクは高くなる、とされています。

市民の状態として、公式 Wiki は「Weak」(Health が低い状態。病気になりやすく、Weak な市民が病気になると Health が非常に低くなり死亡リスクが高まる)と「Distressed」(燃えている建物にいる Danger、または建物崩壊で瓦礫に埋もれている Trapped の状態)を挙げています。マップ上で Weak・Distressed の表示が増えているときは、医療・消防どちらのサービスが不足しているかを Info View で見分ける手がかりになります。

ポイント

大気・地面の汚染、下水の逆流、ごみの堆積は、いずれも市民の Health を下げる要因として公式 Wiki に挙げられています。医療施設を増やす前に、汚染やごみの記事もあわせて確認すると原因を特定しやすくなります。

死亡者の処理(Deathcare)と市民が死亡する場面

公式 Wiki によると、Deathcare は亡くなった市民を霊柩車で墓地・火葬場へ搬送するサービスです。市民が死亡するのは、老衰、Health の著しい低下、交通事故、放棄や災害の影響で建物が崩壊しその中にいた場合、とされています。刑務所で服役中の市民も、年齢によっては服役中に老衰で死亡することがあると説明されています。

公式アナウンス「1.5.4f1 – First Frost」(2026年2月18日配信)は、更新処理で時刻を考慮していなかった不具合を修正し、それまで多くの市民が0時〜6時の間に集中して死亡していた現象を直したと説明しています。あわせて、死亡判定の計算回数を1日1市民あたり4回から16回に増やし、同時刻に死亡が集中するのをさらに緩和したとされています。開発元 Iceflake Studios も「City Corner #9」(2026年7月23日配信)で、First Frost で「死の波(death waves)」という長年の課題に取り組んだと振り返っています。

火事・犯罪・病気が増えるときに確認すること

ここまでの仕組みを踏まえて、公式に説明されている範囲でできることと、当サイトの整理としての一般的な確認点を分けて紹介します。

仕様として分かっていること:解放マイルストーンと予算・政策

公式 Wiki のマイルストーン表(1.1.5f1時点)によると、Healthcare & Deathcare と Garbage Management は最初のマイルストーン「Tiny Village」で、Fire & Rescue と Police & Administration は3番目のマイルストーン「Large Village」で解放されます。序盤はこれらのサービスがまだ解放されていない、または解放直後で施設数が少ない時期にあたるため、火事・犯罪・病気が増えたと感じたら、まずマイルストーンの到達状況を確認するのも手です。

公式 Wiki の Services ページは、サービスの予算はマイルストーン3で解放され、50%〜150%の範囲で調整できると説明しています。50%まで下げると効率は25%まで落ち込み、150%まで上げると効率は125%まで伸びる、とされています。効率が下がると消防車・パトカー・救急車などの台数(サービスの容量)も減るため、火事・犯罪・病気が同時に増えているときは、該当サービスの予算が下がったままになっていないかを確認する価値があります。

政策・機能 解放(公式 Wiki) 効果(公式 Wiki)
Import City Services(市政策)マイルストーン4(Grand Village)Police・Healthcare・Deathcare・Garbage Management・Fire and Rescue を近隣都市から輸入し、不足を補うか既存サービスへ車両を追加する。費用は人口に基づく
Pre-Release Programs(市政策)マイルストーン5釈放前の受刑者に教育プログラムを施し、社会復帰を助け再犯の可能性を下げる
Gated Community(地区政策)マイルストーン7地区の居住・勤務者以外の立ち入りを禁止し、住民の Well-being を上げ地区内の犯罪を減らす(市の施設には影響しない)
City Promotion(市政策)マイルストーン10宣伝で街の魅力度を上げ観光客を増やすが、観光地周辺の犯罪率が上がる副作用がある

Import City Services は、公式 Wiki によると対応が遅く、輸入したサービスにはサービス建物本来の受動的なカバレッジ効果(犯罪・火災リスクの低減)が無いとも説明されています。あくまで「自前の施設が整うまでのつなぎ」「既存施設への車両追加」と考えたほうがよさそうです。地区と政策の一覧は別記事でさらに詳しく扱っています。

一般的に確認したいポイント(当サイトの整理)

ここからは、公式に個別説明があるわけではなく、本記事でここまで整理した内容をつなげた当サイトの見立てです。断定はできませんが、確認の順番の参考にしてください。

  • Info View(Fire & Rescue / Police / Healthcare & Deathcare)を開き、道路のカバレッジが赤くなっている範囲を確認する。施設が届いていないだけなら、施設の追加や配置の見直しで対応できます。
  • 施設は足りているのに悪化している場合は、渋滞で消防車・パトカー・救急車が現場に到達できていないかを疑い、渋滞対策の記事も確認する。
  • 病気が目立つ場合は、医療施設の不足だけでなく、汚染やごみ処理の状況もあわせて確認する(どちらも Health を下げる要因として公式に挙げられています)。
  • 犯罪が目立つ場合は、警察施設・パトカーの数に加えて、電気・水道・汚染・ごみ・余暇といった Well-being 全体の要因も見直す。
  • 該当サービスの予算が50%側に寄っていないかを確認する。下げすぎている場合は100%に近づけると容量が回復します。
CS2で火事が増えているかどうかは、どこで確認すればいいですか?

Fire & Rescue の Info View を開くと、パネルに平均火災リスクが表示され、マップでは道路が消防カバレッジ、建物と樹木が現在の火災リスクを緑〜赤で示します。まずここで赤い範囲がどこにあるかを確認してください。

犯罪が減らないときは、警察署を増やせば解決しますか?

公式 Wiki によると、Police Station・Headquarters の存在とパトカーの巡回は犯罪確率を下げますが、犯罪確率は市民の Well-being(電気・水道・汚染・ごみ・余暇なども影響)にも左右されます。警察施設だけでなく、街全体の Well-being も確認する価値があります。

市民が同じ時間帯にまとめて死亡するのは仕様ですか?

いわゆる「死の波」と呼ばれる現象で、公式アナウンス「1.5.4f1 – First Frost」(2026年2月18日)で対策が入っています。更新時の時刻の扱いを修正し、死亡判定の計算回数を1日4回から16回に増やして、同時刻に集中しにくくしたと説明されています。

Import City Services(サービスの輸入)はすぐ使えますか?

公式 Wiki によると4番目のマイルストーン「Grand Village」到達で解放される市政策で、Police・Healthcare・Deathcare・Garbage Management・Fire and Rescue を近隣都市から輸入できます。ただし対応が遅く、サービス建物本来の受動的なカバレッジ効果(犯罪・火災リスクの低減)は無いとされています。

火災・犯罪確率の具体的な計算式や数値は公開されていますか?

本記事の調査で確認できた公式 Wiki のページ(Services・Info_views・Health・Policies・Milestones)には、火災リスクや犯罪確率の具体的な計算式・数値レンジの記載は見当たりませんでした。パッチノートにも 1.6.0f1・1.6.2f1 の範囲で消防・警察・医療に関する変更は確認できていません。

まとめ

CS2 の消防・警察・医療は、それぞれ専用の Info View で発生源とカバレッジを確認できます。消防は Fire House・Fire Station の周辺効果と渋滞への対応、警察は Police Station・Headquarters とパトカーの抑止効果、医療は Medical Clinic・Hospital による治療と受動的な Health ボーナスが基本です。死亡者の処理は Deathcare が担い、老衰・Health の著しい低下・交通事故・建物崩壊が死亡の要因として挙げられています。火事・犯罪・病気が増えたと感じたら、Info View での見分け方に沿って施設のカバレッジと予算(マイルストーン3で解放、50%〜150%)を確認し、渋滞や汚染・ごみといった周辺要因もあわせて見直すのがよさそうです。政策や地区づくりの活用は地区と政策の記事、渋滞と緊急車両の関係は渋滞対策の記事、ごみ処理は別記事もあわせて参考にしてください。

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