Cities: Skylines II(CS2)のマップの選び方:最初に選ぶマップと見るべきポイント

Cities: Skylines II(CS2)のマップの選び方:最初に選ぶマップと見るべきポイント

Cities: Skylines II(以下 CS2)を新しく始めるとき、最初の画面で並ぶマップの多さに迷う方は多いはずです。この記事では、マップを選ぶときに公式情報で確認できる着目点と、CS2 に収録されている標準マップの一覧を整理します。マップそのものの地形の好みは人それぞれですが、公式 Wiki が示す「広さ」「天然資源」「気候」の3つの見方を知っておくと、プレビュー画面だけでは分かりにくい違いを比較しやすくなります。本記事は CS2 の Patch 1.6.2f1「Autumn Breeze」(2026年9月16日配信)と、同日発売の Expansion Pass 2 の内容をもとに、2026年9月22日時点で確認できた情報をまとめています。

目次

マップ選びで見る点(公式情報の範囲)

公式 Wiki の Maps ページと Natural resources ページ、Climate ページで確認できる範囲では、マップを比較するときに見る点は大きく3つに整理できます。順に見ていきます。

マップの広さとタイルの仕組み

公式 Wiki によると、CS2 のマップはどれも441個の開放可能タイル(21×21マス相当)で構成されており、合計で159km²をカバーします。ゲームを進めるとタイルを1枚ずつ解放して市域を広げていく仕組みで、この広さの上限自体はどのマップでも共通です。また、ゾーニングでき区画の最小単位(ゾーン化マス)は8m四方で、これは前作 CS1 と同じ数値だと Wiki に明記されています。つまりマップごとに違うのは「タイル数」ではなく、同じ広さの中にどれだけ平地・水域・起伏があるか、という中身の配分です。

天然資源の5種類を資源オーバーレイで確認する

公式 Wiki(Natural resources)は、マップに存在する天然資源を地下水(Groundwater)・肥沃な土地(Fertile Land)・森林(Forest)・鉱石(Ore)・石油(Oil)の5種類に分類しています。マップ選択画面や街づくり中に資源オーバーレイを表示すると、森林は緑・肥沃な土地は黄・石油は黒・鉱石は青の色分けで確認でき、色が濃いほどその資源の採取に向いた土地だとされています。

再生可能な資源と、いずれ枯渇する資源

公式 Wiki によると、地下水・肥沃な土地・森林は再生可能資源で一定の速さで回復します(肥沃な土地と森林は地面の汚染で減少し、森林は山火事でも減ります)。一方、鉱石と石油は非再生可能資源で、採り続けるといずれ枯渇します。地下水は地表の水域と違い、使用量が補充量を上回ると一時的に枯渇することがあり、地熱発電所(Geothermal Power Plant)の稼働には地下水の存在が必要だと Wiki に説明されています。

気候が街の運営に与える影響

公式 Wiki(Climate ページ)は、気候を温帯(Temperate)・大陸性(Continental)・寒帯(Polar)の3つの基本タイプに大別しています。温帯は季節の変化がはっきりしていて降水量が中程度、大陸性は年間の気温差が大きく、寒帯は短く涼しい夏と長く寒い冬が特徴だとされています(この節はWiki側で「少なくとも一部はバージョン1.0時点で確認」という注記があり、以降の変更が反映されていない可能性があります)。

気温は見た目の演出だけでなく、電力消費にも影響します。公式 Wiki によると、気温18〜22℃の範囲で電力消費が最小になり、そこから離れるほど消費が増え、-18℃未満または58℃超では最大200%まで増えるとされています。また、曇りの天気ではソーラー発電所の発電量が25%減ることも明記されています。寒冷なマップや酷暑になりやすいマップを選ぶ場合、序盤から電力インフラの余裕を意識しておくと安心です。

標準マップの一覧(2026年9月22日時点)

公式 Wiki の Maps ページに掲載されているマップの一覧です。収録元(Base Game/拡張)ごとに分けます。表の数値は2026年9月22日にWiki本文を確認した時点のもので、Wikiページ自体にはバージョン確認時点の注記が見当たらないため、今後のアップデートで変わる可能性があります。

Base Game収録の12マップ

無料の標準(Base Game)マップは、公式 Wiki の一覧によると次の12種類です。Archipelago Haven/Barrier Island/Corral Riches/Great Highlands/Lakeland/Mountain Village/River Delta/Sunshine Peninsula/Sweeping Plains/Twin Mountain/Waterway Pass/Windy Fjords。

公式 Wiki の表には12マップすべての気温レンジ・緯度・建設可能面積の割合が載っています。ここでは性格の違う4マップを例として下にまとめます。残る8マップの数値は、公式 Wiki(cs2.paradoxwikis.com の Maps)の表で確認できます。

マップ名 気温レンジ 緯度 建設可能面積の割合
Archipelago Haven8〜30℃(46〜86°F)北(N)16%
Barrier Island10〜29℃(50〜84°F)南(S)41%
Lakeland-15〜26℃(5〜78°F)北(N)49%
Twin Mountain-4〜15℃(25〜59°F)北(N)39%

各マップの行には、道路・鉄道・船・空港・電力売買を思わせるアイコンが並ぶ「外部接続」の欄もありますが、アイコンの正式な凡例は公式 Wiki 上で確認できなかったため、本記事では意味を断定しません。表に挙げた4マップの中では、Lakelandに船のアイコンが無く、Twin Mountainに鉄道のアイコンが無いなど、マップごとに表示されるアイコンの種類が異なっていました。

拡張 Bridges & Ports 収録の5マップ

2025年10月30日配信の拡張「Bridges & Ports」には、半島・湾・大きな湖を含む地形など、それまでに無かった新しいマップが付属したと Steam の公式アナウンスに書かれています。公式 Wiki の一覧表では、このバンドルに紐づくマップとして次の5種類が確認できました。

マップ名 気温レンジ 緯度 建設可能面積の割合
Driftwood Reach10〜31℃(50〜88°F)南(S)49%
Lakeside Harbour-15〜26℃(5〜79°F)北(N)26%
Ribbon Isles-6〜18℃(21〜64°F)南(S)45%
Sanctuary Bay-15〜26℃(5〜79°F)北(N)43%
Verdant Vale8〜30℃(46〜86°F)北(N)63%

新しく追加された Emerald Estuary

2026年9月16日、Patch 1.6.2f1 と同時に発売された Expansion Pass 2 の購入者には、無償の「Downtown Market」セットが即時解放されます。Steam の公式アナウンスによると、このセットには湖・川・遺跡があるスコットランド風の温帯マップ「Emerald Estuary」が新たに1つ付属します。公式 Wiki のマップ一覧表では、Emerald Estuaryの行だけテーマ・気候・緯度・建設可能面積の値が「?」「??」といった未確定表記のままで、他のマップのような具体的な数値はまだ掲載されていません。追加されたばかりのマップのため、本記事でも数値の紹介は見送ります。

今後追加が予定されているマップ(未発売)

2026年9月16日の公式アナウンスでは、Expansion Pass 2 に含まれる今後の有料拡張「Park Adventures」に、乾燥地・熱帯・亜寒帯・高山・地中海気候の街を作れる新マップが含まれる予定だと案内されています(同時に全プレイヤー向けの無料アップデートも予定されていますが、その中身は案内されていません)。同アナウンスの時点では「今後数か月のうちに」発売予定とされており、まだ発売はされていません。あわせて、コミュニティクリエイター Uncle Ron による「Map Pack」(南国・アルプス・砂漠の谷などをテーマにした新マップ7種、うち熱帯3種・温帯2種・高山1種・乾燥地1種)も案内されていますが、こちらは「2027年内のさらに先」の予定段階で、これも未発売です。どちらも発売日や詳しい仕様は未発表のため、この記事では予定であることだけを書きます。

初めてならどう選ぶか(当サイトの整理)

ここから先は、公式 Wiki に記載されている数値をもとにした当サイト独自の整理です。公式が「初心者向けのマップ」を名指ししている記述は見つかっていないため、断定はせず、マップ選択画面で比べる際の目安として紹介します。

建設可能面積の割合で選ぶ

上の表で紹介した9マップだけを見ても、建設可能面積の割合はArchipelago Havenの16%からVerdant Valeの63%まで幅があります。割合が低いマップは水域や起伏に占められる面積が広く、道路・ゾーニング・電気やライフラインの引き回しに工夫が必要になりやすいと考えられます。初めての街づくりでは、割合が高めのマップの方が区画を確保しやすい可能性があります。

外部接続の多さで選ぶ

マップの一覧表には、外部接続を示すアイコンの数がマップごとに異なって並んでいます。アイコンそれぞれの正式な意味は前述のとおり確認できていませんが、アイコンの種類が多いマップほど、街の外との輸送・移動手段の選択肢が多い可能性があります。物流や観光客の呼び込みを重視したい場合は、アイコンの数が多いマップを候補にするとよさそうです。

気候で選ぶ

前述のとおり、気温は電力消費量に直結します。気温18〜22℃の範囲に収まりやすい温暖なマップ(Archipelago HavenやVerdant Valeなど、気温上限が30℃前後で下限も氷点下にならないマップ)は、電力消費が極端に増えにくいと考えられます。逆にLakelandやLakeside Harbourのように気温が-15℃まで下がるマップは、冬場の電力需要が増えやすい点を見込んでおくとよいでしょう。

この章は当サイトの整理です

「初めてならどう選ぶか」の3つの観点は、公式 Wiki に掲載された建設可能面積・気温の数値をもとに当サイトが独自に整理したものです。公式が特定のマップを初心者向けと推奨している記述ではない点にご注意ください。

自作マップを使いたいとき

収録マップの中に理想の地形が無い場合、国土地理院の標高データから自分だけのハイトマップ(heightmap)を作ってCS2に読み込む方法もあります。当サイトでは、ブラウザ上で日本国内の地形から16bitハイトマップを作れるツールと手順を別記事で紹介しています。

国土地理院データから作るハイトマップの仕組み

当サイトのハイトマップ生成ツールは、中心にしたい地点の緯度・経度を入力するだけで、国土地理院が配信する標高タイル(5mメッシュのDEM5Aを優先し、未整備の場所は10mメッシュのDEM10Bで補う)から16bitのグレースケールPNGを作ります。標高タイルの読み込みから画像の書き出しまでブラウザの中だけで行うため、入力した位置情報がサーバーに送られることはありません。

CS2はプレイ可能エリア用(4096px四方、一辺約14.3km)と、その周囲を覆うワールドマップ用(同じく4096px四方、一辺約57.3km)の2枚が必要です。ツールでは同じ中心・同じ高さスケールで、この2枚をそれぞれ生成します。

CS2のマップエディタに読み込むときの注意

CS2のマップエディタでは、地形の設定画面(Terrain Inspector)に「Heightmap」(プレイ可能エリア用)と「World Map」(周囲用)の2つの読み込み欄があります。それぞれに生成したPNGを指定し、同じ画面のHeight Scaleを、ツールが表示する「白の高さ」と同じ値に合わせてください。ここがずれると地形全体が縦に伸び縮みしてしまいます。なお、このツールが対応するのは日本国内の地形のみで、海外の地形は今後の対応予定です。

よくある質問

CS2の標準マップは何種類ありますか?

公式 Wiki の一覧では、無料の標準(Base Game)マップが12種類、拡張「Bridges & Ports」に付属するマップが5種類あります。加えて2026年9月16日、Expansion Pass 2の無償セットに新マップ「Emerald Estuary」が1つ追加されました。

マップごとの気候の違いは何に影響しますか?

公式 Wiki によると、気温は電力消費量に影響し、18〜22℃で消費が最小、-18℃未満または58℃超では最大200%まで増えます。また曇りの天気ではソーラー発電所の発電量が25%減るとされています。

天然資源はどこで確認できますか?

マップ選択画面や街づくり中に資源オーバーレイを表示すると、地下水・肥沃な土地・森林・鉱石・石油の5種類が色分けで表示されます。森林は緑、肥沃な土地は黄、石油は黒、鉱石は青で、色が濃いほどその資源の採取に向いています。

「Park Adventures」の新マップはもう使えますか?

2026年9月22日時点ではまだ使えません。2026年9月16日の公式アナウンスでは「今後数か月のうちに」発売予定と案内されているだけで、乾燥地・熱帯・亜寒帯・高山・地中海気候の新マップは未発売です。

まとめ

CS2のマップ選びでは、公式 Wiki が示す「広さ(441タイル・159km²)」「天然資源(5種類、うち鉱石と石油は非再生可能)」「気候(気温と電力消費の関係)」の3点を押さえておくと、プレビュー画面だけでは分かりにくい違いを比較しやすくなります。標準マップはBase Gameの12種類に加え、拡張「Bridges & Ports」の5種類、2026年9月16日追加の「Emerald Estuary」があり、さらに「Park Adventures」や「Map Pack」で新しいマップが今後追加される予定です。理想の地形が見つからないときは、国土地理院データから自作マップを作る方法もあります。マップを決めたら、次はいよいよ最初の街づくりです。

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