Cities: Skylines II(以下 CS2。日本語では「シティーズ スカイライン2」とも呼ばれます)で街を育てていると、人口の伸びが止まったり、市民が「出ていく」ように見えたりする場面に出会います。原因を探ろうとすると必ず出てくるのが幸福度(Happiness)です。本記事は、CS2 の幸福度・健康の仕組みと、幸福度が下がる原因、人口が減る・市民が出ていくときに確認すべきことを、公式 Wiki とパッチノートの範囲で整理します。本記事は CS2 の Patch 1.6.2f1「Autumn Breeze」(2026年9月16日配信)時点の内容です。
幸福度(Happiness)の仕組み
公式 Wiki(Citizens ページ。少なくとも一部はバージョン1.0時点で確認済み)によると、Citizen Happiness は市民の生活満足度を表す総合値で、市民の行動や働く能力に影響します。Happiness は Well-being(幸福感)と Health(健康)を組み合わせた値で、市民の情報パネルには常に表示され、世帯の情報パネルで家族の合計 Happiness にカーソルを合わせると、内訳の詳細が確認できると説明されています。
Happiness が低い市民を探すときは、まず世帯の情報パネルで Happiness にカーソルを合わせ、Well-being と Health のどちらが低いかを確認してから、下記の原因を見直してください。
Well-being:電気・水道・下水・ゴミ・汚染・治安・余暇
公式 Wiki は、Well-being は市民の精神状態と安心感を示すと説明しています。信頼できる電気や清潔な水、トイレが逆流しない程度の下水処理といった基本ニーズを満たすことが Well-being の土台になり、たまったゴミの処理や、大気・地面・騒音汚染を避ける地区計画がその上に積み上がるとされています。良好な公共サービスのカバー率は受動的なボーナスになり、犯罪発生確率の高いエリアに住むことは Well-being を下げるとも明記されています。


また公式 Wiki は、市民は余暇(Leisure)を好み、公園やその他のアトラクションを訪れたり、買い物をしたり、レストランやバーで娯楽を楽しんだりすることに使いたいと考えていると説明しています。この Leisure のニーズは Well-being に影響し、Leisure が減ると市民はそれを増やせる場所を探し始めるとされています。天候によって屋外・屋内どちらの余暇先を選ぶかも変わると注記されています。
Health:医療のカバーと汚染・下水逆流の影響
公式 Wiki によると、Health は医療施設(Healthcare)の近くに住むことで得られる受動的な健康ボーナスと、病気やけがの治療(治療自体は Health を大きく下げる)の両方の影響を受けます。大気汚染・地面汚染の影響を受けるエリアに住むことは Health に悪影響を与え、汚染が強いほど影響も強くなると説明されています。下水処理が不十分だと下水が逆流し、これも Health を下げるとされています。


「Weak」「Unwell」というコンディション
公式 Wiki は、Well-being が低い市民は「Unwell」というコンディションになり、Happiness が下がって仕事への貢献も悪化し、Well-being が改善しないと犯罪者になるリスクも上がると説明しています。Health が低い市民は「Weak」というコンディションになり、同じく Happiness が下がって仕事への貢献も悪化するほか、病気になりやすくなります。Weak な市民が病気になると Health が非常に低くなり、治療を受けなければ死亡リスクが高まると明記されています。
| 値 | 公式 Wiki の説明 |
|---|---|
| Happiness | Well-being と Health を組み合わせた総合値。市民の行動・労働能力に影響 |
| Well-being | 電気・水道・下水・ゴミ処理・大気/地面/騒音汚染対策・治安・余暇(Leisure)が影響 |
| Health | 医療施設の近さ・治療の有無・大気/地面汚染・下水逆流が影響 |
| Unwell | Well-being が低い状態。Happiness低下・労働への悪影響・犯罪者化のリスク |
| Weak | Health が低い状態。Happiness低下・労働への悪影響・病気になりやすい。病気時は死亡リスク増 |
幸福度が下がる原因(サービス・汚染・ゴミ・税・収入)
上で見た Well-being・Health の要因に加えて、パッチノートで明記された変更点と、公式 Wiki が挙げる財産・収入の要因を分けて紹介します。
Patch 1.6.2f1:ゴミの影響が拡大
Patch 1.6.2f1「Autumn Breeze」(2026年9月16日配信)のパッチノートには、「ゴミが市民の幸福度に与える影響が拡大した」と明記されています。ゴミの収集が滞っているエリアがある場合、以前より幸福度への影響が大きくなっている可能性があるため、優先して見直す価値があります。

Patch 1.6.2f1:市民の消費判断が資産から収入基準へ
公式 Wiki(Citizens ページ)の Happiness factors の表には、市民の財産(Citizen wealth)が「収入や純資産が高い/低い」ことを基準にすると書かれています。ただし Patch 1.6.2f1 のパッチノートは、「市民の Happiness・ショッピング・余暇の選択が、これまでの資産(wealth)ではなく収入(income)を基準にするよう調整された」と明記しています。市民は自分の財政状況に合わせて支出を調整するため、現在の資産は生活水準の指標として不十分で、収入の方がより適切な指標になる、というのが変更の理由です。この記事では Wiki の表の文言をそのまま現行仕様として書かず、より新しいパッチノート側の「収入基準」を優先します。


Happiness Info View で色を確認する
公式 Wiki(Info views ページ)は、Happiness の Info View のパネルには、Happiness にプラス・マイナス両方向で影響しているすべての要因が表示されると説明しています。マップ上では、建物が現在の市民 Happiness を緑〜灰色で示し、道路は現在の医療カバー率を緑〜赤で示すとされています。まずこの画面で、街のどのエリアの Happiness が低いかを確認してください。
また公式 Wiki(Services ページ)は、市民個々のニーズは世帯の情報パネルで Happiness アイコンにカーソルを合わせることで確認できると説明しています。企業のニーズについても、同様に企業の情報パネルで Efficiency 値にカーソルを合わせると確認できるとされています。
人口が減る・市民が出ていくときに確認すること
ここでは、公式資料に明記されている仕様と、当サイトの一般的な考え方を分けて紹介します。
仕様として確認できること
公式 Wiki(Citizens ページ)は、市民の日常の行動として、まれな行動の一つに「moving away(街から出ていく)」を挙げています。また Zoning ページは、家賃・生活コストが高すぎて自分のニーズが満たされていないと感じると住民が引っ越し、その一部は街の外へ出ていくと説明しています。家賃を払えない状態が続くと建物は荒廃し、さらに多くの住民が出て行って遺棄(Abandoned)建物になるともされています。新規世帯の入居(スポーン)についても、Patch Notes 1.1.5f1 が「市民の平均 Happiness・ホームレス率・税率・空いている学生の枠・空いている求人数を基に判断される」と明記しており、街全体の平均 Happiness が低い状態が続くと、新規入居そのものが起きにくくなる可能性があります。
発売前の開発日記(CS2 正式発売より前の記事である点に注意)にも、電気や水が長期間不足すると市民はそれを許容せず街を出ていく、家賃・維持費を払えない世帯は他の住居を探し、それでも見つからなければ低い確率ながら街の外への転居も検討する、資金すら無い極貧の世帯はホームレスになり公園で生活する、といった説明があります。ただしこれらは発売前の記事の説明であり、正式リリース後のパッチノートで同じ挙動・同じ確率のまま実装されているかどうかは確認できていません。
幸福度がどの程度まで下がると転出するか、具体的な数値・確率・閾値を示した一次資料は見つかりませんでした。人口が減少に転じたときにどの Info View を見れば転出の兆候が分かるかを直接説明した資料もありません。断定的な数値は本記事では扱いません。
当サイトの一般的な考え方
ここからは当サイトの整理です。人口の伸びが止まった、あるいは減ったと感じたら、まず Happiness Info View で色が悪いエリアを探します。次に世帯の情報パネルで Happiness にカーソルを合わせ、Well-being と Health のどちらが低いかを見てください。Well-being が低ければ電気・水道・下水・ゴミ・汚染・治安・余暇(Leisure)のカバー、Health が低ければ医療施設のカバーと汚染・下水逆流を、それぞれ確認する価値があります。地価が低く家賃を払えない世帯が多いエリアでは、Zoning ページが説明する、家賃を払えず引っ越す流れが起きている可能性もあります。原因が複数重なっていることも多いため、Info View を一つずつ確認しながら絞り込むのが安全です。

確認のしかた:Info View・市民の情報パネル
Happiness Info View で街全体を見る
公式 Wiki の説明どおり、Happiness の Info View を開くと、建物が現在の市民 Happiness を緑〜灰色で示し、道路は現在の医療カバー率を緑〜赤で示します。パネル側には、Happiness にプラス・マイナス両方向で影響している要因がすべて表示されるため、まずここで街全体のどこに問題があるかをつかんでください。
世帯の情報パネルで個別に確認する
気になる世帯が見つかったら、世帯の情報パネル(Selected Info Panel)を開き、家族の合計 Happiness にカーソルを合わせます。公式 Wiki によると、ここで Well-being と Health のどちらが低いか、その内訳の詳細が確認できます。企業の状況を見たいときは、同様に企業の情報パネルで Efficiency 値にカーソルを合わせると、企業側のニーズが確認できます。
出典: Steam 同時接続数(取得 2026/10/25 20:03)
- CS2の幸福度(Happiness)はどこで確認できますか?
-
Happiness の Info View で街全体を建物の色(緑〜灰色)で確認できます。個別の市民・世帯は、世帯の情報パネルで Happiness にカーソルを合わせると、Well-being と Health の内訳を含む詳細が表示されます。
- Well-beingとHealthの違いは何ですか?
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公式 Wiki によると、Well-beingは電気・水道・下水・ゴミ処理・大気/地面/騒音汚染対策・治安・余暇(Leisure)の影響を受ける「精神状態と安心感」の指標です。Healthは医療施設の近さや治療の有無、大気/地面汚染、下水逆流の影響を受ける健康の指標です。両方を組み合わせたものがHappinessです。
- 1.6.2f1でゴミが幸福度に与える影響は変わりましたか?
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変わりました。Patch 1.6.2f1「Autumn Breeze」(2026年9月16日配信)のパッチノートに「ゴミが市民の幸福度に与える影響が拡大した」と明記されています。ゴミの収集が滞っているエリアは、以前より優先して見直す価値があります。
- 市民が出ていく・人口が減る具体的な閾値はありますか?
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確認できた公式資料の範囲には、幸福度がどこまで下がると転出するかの具体的な数値・確率・閾値の記載は見当たりませんでした。家賃を払えない世帯が引っ越す、著しいニーズ不足で街の外へ出ていく市民がいるといった仕組みの説明にとどまるため、断定的な数値は本記事では扱いません。
まとめ
CS2 の Happiness は Well-being と Health を組み合わせた総合値です。Well-beingは電気・水道・下水・ゴミ処理・大気/地面/騒音汚染対策・治安・余暇(Leisure)、Healthは医療施設のカバーと治療の有無、大気/地面汚染、下水逆流の影響を受けます。Patch 1.6.2f1「Autumn Breeze」では、ゴミが幸福度に与える影響が拡大し、市民の消費・ショッピング・余暇の判断基準が資産から収入へ変わりました。人口が減る・市民が出ていくと感じたら、まず Happiness Info View で色の悪いエリアを探し、世帯の情報パネルで Well-being と Health のどちらが低いかを確認したうえで、電気・水道・ゴミ・汚染・治安・医療・地価(家賃)を一つずつ見直してください。具体的な転出の閾値は公式資料からは確認できていません。





