Cities: Skylines(CS1)の災害対策:Natural Disasters拡張の災害と避難・復旧の備え方

Cities: Skylines(CS1)の災害対策:Natural Disasters拡張の災害と避難・復旧の備え方

Cities: Skylines(以下 CS1。日本語では「シティーズスカイライン」とも呼ばれます)で街を育てていて、ある日いきなり津波や竜巻に街を壊されて困った経験はありませんか。実は CS1 の基本ゲームには、津波・竜巻・地震のような災害システムはそもそも存在しません。本記事は、拡張DLC「Natural Disasters」が追加する災害の種類と被害、早期警報施設・避難所による備え方、そして復旧の考え方を、公式 Wiki の範囲で整理します。本記事は CS1 の 1.21.1-f9(2026年4月15日配信)時点の内容です。

目次

災害とは:Natural Disasters 拡張が追加する仕組み

Natural Disasters 拡張の概要

公式 Wiki によると、Natural Disasters は CS1 の3つ目の拡張DLCで、2016年11月29日に発売されました。街を襲う新しい災害・それに対応する消防/医療/警察ヘリコプター・避難ルート・災害パネルからの手動発生などが、このDLCで一括して追加された機能です。基本ゲームでも建物が倒壊する「Collapse」や建物間に燃え広がる「Fire」自体は存在しますが、公式 Wiki は、これらは元々ある災害で、Natural Disasters DLC によって Disaster Panel から手動で発生させられるようになったと説明しています。

Disaster Services の建物はDLC前提

ポイント

公式 Wiki によると、早期警報施設・避難所・災害対応部隊といった「Disaster Services」の建物は、Natural Disasters DLC が有効な場合のみ利用できます。本記事はこのDLCを前提に書いています。購入するかどうかはプレイスタイル次第ですが、内容を知ったうえで検討する材料として読んでください。

災害の種類と影響

公式 Wiki によると、Natural Disasters DLC はランダム発生またはシナリオの一部として発生する7種類の災害を追加します。加えて、基本ゲームにあった Collapse(崩壊)と Fire(火災)も、このDLCで手動発生の対象になりました。まずは種類ごとの特徴を押さえておきます。

津波(Tsunami)

公式 Wiki は、津波はマップの端から現れて海上を進み、到達すると海岸沿いや低地を浸水させる巨大な波だと説明しています。街に届くまで数分かかり、Tsunami Warning Buoy で事前に検知できます。浸水が続くと建物が放棄されることがあり、道路や線路が遮断されて医療・死体処理・警察・消防・ゴミ収集といった他のサービスにも被害が波及しうる、と公式 Wiki は注記しています。上下水道や電力も浸水で寸断されることがあります。

竜巻(Tornado)

公式 Wiki によると、竜巻は街の中を一直線に進み、通過した建物を倒壊させる災害です。Weather Radar で事前に検知できます。

雷雨(Thunderstorm)

公式 Wiki は、雷雨は建物に落雷して火災を起こす災害だと説明しています。Weather Radar で事前に検知でき、Lightning Rods 政策を使うと建物が発火する確率を下げられます。

地震(Earthquake)と陥没穴(Sinkholes)

公式 Wiki によると、地震は地面に亀裂を入れて道路を破壊し、建物を倒壊させます。陥没穴も同様に街に穴を作り、道路を破壊し建物を倒壊させます。どちらも Earthquake Sensor で事前に検知できます。

森林火災(Forest Fire)

公式 Wiki は、森林火災は木々に燃え広がる火災で、Fire Watch Tower で事前に警告でき、消火には Fire Helicopter Depot が必要だと説明しています。また別のページでは、近隣の木をブルドーザーで除去することで街を守れる(ただし燃えている木はブルドーザーできない)とも書かれています。森林火災の告知は、市民が実際に火を目視できるようになるまで発生しないため、気づいたときには街の構造物にかなり近づいている、という点にも注意が必要です。

隕石衝突(Meteor Strike)

公式 Wiki によると、隕石衝突は街の広範囲を破壊する災害です。大きな隕石が落ちて道路・パイプ・建物などをまとめて破壊し、大きなクレーターを作って周辺建物を炎上させます。水面に落ちると大波を起こすこともあります。Deep Space Radar で事前に警告を得られます。

崩壊(Collapse)・火災(Fire):手動発生できる元からの災害

公式 Wiki は、Collapse(崩壊)と Fire(建物間に燃え広がる火災)はもともと基本ゲームにある災害だが、Natural Disasters DLC で Disaster Panel から手動で発生させられるようになったと説明しています。Collapse は Disaster Response Unit による生存者の捜索が必要とされています。

災害 主な被害 事前検知の施設
津波海岸・低地の浸水、道路や線路の遮断Tsunami Warning Buoy
竜巻通過経路上の建物の倒壊Weather Radar
雷雨落雷による建物火災Weather Radar
地震道路の破壊、建物の倒壊Earthquake Sensor
陥没穴道路の破壊、建物の倒壊Earthquake Sensor
森林火災樹木からの延焼、建物火災Fire Watch Tower
隕石衝突広範囲の破壊、クレーター、周辺の炎上Deep Space Radar

備え方:早期警報施設・避難所・防災サービス

公式 Wiki(1.16時点の確認注記あり)によると、これらの Disaster Services の建物はすべて Natural Disasters DLC が有効な場合にのみ利用できます。役割ごとに整理します。

早期警報施設

公式 Wiki(1.16時点の確認注記あり)によると、Deep Space Radar は建設費25,000・維持費週720で、1棟で街全体をカバーし、隕石の事前警告と着弾範囲の目安を示します。検知距離は「Emergency Services」予算に依存し、50%で25%、100%以上で100%の性能になります。Earthquake Sensor は道路接続が不要で、検知範囲は同じく予算に依存し、50%で500m、100%で2000m、150%で2500mです。Tsunami Warning Buoy は水上に設置し道路接続不要で、検知感度は50%で40m、100%以上で100mになります。Weather Radar は1棟で街全体をカバーし、雷雨・竜巻を予測します。事前警告日数は予算に依存し、50%で4日、100%で14日、150%で18日です。

公式 Wiki によると、どの早期警報施設も、効果は「Emergency Services」予算の割合で変わります。予算を絞ると検知範囲や警告時間が短くなる点に注意してください。

避難所(Emergency Shelter)と避難放送

公式 Wiki(1.16時点の確認注記あり)によると、Emergency Shelter, Small は避難者の収容数1,000人・避難バス5台、Emergency Shelter, Large は収容数10,000人・避難バス10台です。避難所は避難バスを出して市民を避難させますが、プレイヤーが通常のバス路線と同じ要領で、シェルターの機能から避難ルートを作成する必要があります。作成しなければバスは機能しません。

あわせて Radio Mast(Short/Tall)は緊急放送を発信し、カバー範囲内の市民は避難所への避難率が上がります。発信出力は予算に依存し、Short は50%で100kW・100%で400kW・150%で500kW、Tall は50%で156kW・100%で600kW・150%で756kWです。公式 Wiki は、地形が電波を遮ることがあるとも注記しています。モニュメント「Doomsday Vault」は、街の避難所がより多くの水と食料を備蓄でき、収容能力もわずかに上がるよう手助けする施設です。

災害対応部隊(Disaster Response Unit / Air Base)

公式 Wiki(1.16時点の確認注記あり)によると、Disaster Response Unit は救助トラック10台・救助ヘリコプター3機を保有し、倒壊した建物から生存者を捜索します。Disaster Response Air Base は救助ヘリコプター10機を保有します。地上車両は渋滞・遠回り・災害で壊れた道路によって到達が遅れたり、到達できなかったりすることがあります。一方でヘリコプターは渋滞や壊れた道路の影響を受けず、より速く到達できるため、遠隔地のサービスに有効だと公式 Wiki は説明しています。

復旧:浸水の排水と瓦礫の撤去

津波後の排水(Pumping Service)

公式 Wiki は、津波による浸水が続くと建物が放棄されることがあり、道路や線路の遮断が他の公共サービスにも波及すると説明しています。この排水を担当するのが Pumping Service で、トラックを出して浸水を吸い上げ、施設まで戻って下水として処理します。浸水を早く引かせるほど、他サービスへの波及被害も抑えられます。

生存者の捜索と瓦礫の後始末

竜巻・地震・陥没穴・隕石衝突などで、建物が倒壊することがあります。

公式 Wiki によれば、倒壊した建物では Disaster Response Unit(または Air Base)が生存者を捜索します。

捜索が済み、壊れた道路が通れるようになるまでは、消防・警察・医療といった通常サービスの到達も遅れがちになります。

瓦礫の片付け方や道路の直り方は、公式 Wiki で確認できなかったため、この記事では扱いません。

日常の消防・警察・医療は、CS1 の消防・警察・医療の記事で解説しています。

Info View での見分け方や、各施設と政策の仕組みをまとめた記事です。

災害の前に、この記事を参考に普段のサービスを見直しておくとよいでしょう。

災害の発生を抑える設定

延焼を止める「Disable Fire Spreading」

公式 Wiki には、街に災害そのものを一切発生させない設定についての説明は見当たりませんでした。確認できたのは、延焼を止める「Disable Fire Spreading」という OPTIONS/GAMEPLAY メニューの設定だけです。この設定は森林火災から建物火災まで、木から木、木から建物、建物から建物への延焼を防ぎます。ただしランダム災害をオンにする、災害確率を0より大きくする、シナリオをプレイする、のいずれかを行うと自動的に無効化されると公式 Wiki は注記しています。

災害を手動で発生させる「Landscaping and Disasters」

一方で、公式 Wiki は「Landscaping and Disasters」メニューの「Disasters」タブから、プレイヤーが災害を手動で発生させられるとも説明しています。強度は Collapse 以外、1〜10のスライダーで調整でき、同じ災害を続けて起こすには短いクールダウンを待つ必要があります。ランダム発生と手動発生は別の仕組みなので、ランダム災害をオフのままにしておいて、手動発生だけを試すという遊び方もできます。

よくある質問

基本ゲームだけで津波や地震は起きますか?

起きません。公式 Wiki によると、津波・竜巻・雷雨・地震・陥没穴・森林火災・隕石衝突の7種類は、拡張DLC「Natural Disasters」が追加する災害です。基本ゲームには元々この災害システムがありません。

避難所を建てるだけで市民は自動的に避難しますか?

それだけでは足りません。公式 Wiki は、避難所が出す避難バスを使うには、通常のバス路線と同じ要領で、シェルターの機能から避難ルートをプレイヤーが作成する必要があると説明しています。あわせて Radio Mast の緊急放送があると、避難所への避難率が上がります。

早期警報施設は道路に接続しなくても機能しますか?

施設によります。公式 Wiki によると、Earthquake Sensor と Tsunami Warning Buoy、Radio Mast(Short/Tall)は道路接続を必要としません。Deep Space Radar と Weather Radar については、道路接続の要不要は公式 Wiki のこのページからは確認できませんでした。

火災の延焼を止める設定はランダム災害をオンにしても使えますか?

使えません。公式 Wiki は、「Disable Fire Spreading」はランダム災害をオンにする、災害確率を0より大きくする、シナリオをプレイする、のいずれかを行うと自動的に無効化されると説明しています。

まとめ

ここまでの内容は、公式 Wiki の範囲で整理したものです。

CS1 の災害システムは、拡張DLC「Natural Disasters」があって初めて使える機能です。

拡張で増える災害は、津波・竜巻・雷雨・地震・陥没穴・森林火災・隕石衝突の7種類です。

元からある Collapse・Fire も、Disaster Panel から手動で発生できます。

備えの基本は、早期警報施設で災害の接近を知ることです。

早期警報施設には、Deep Space Radar・Earthquake Sensor・Tsunami Warning Buoy・Weather Radar があります。

そのうえで、Emergency Shelter と避難バスのルート、Radio Mast の緊急放送で市民を避難させます。

倒壊した建物では、Disaster Response Unit・Air Base が生存者を捜索します。

津波の浸水は、Pumping Service が排水します。

延焼を止める「Disable Fire Spreading」は、条件しだいで自動的に無効になります。

ランダム災害をオンにする、災害確率を0より大きくする、シナリオを遊ぶ、のどれかを行ったときです。

災害のランダム発生と手動発生は、別の仕組みです。

ランダム災害をオフのまま、手動発生だけを試すこともできます。

DLC を導入するかどうかは、プレイスタイル次第です。

導入する場合は、早期警報施設と避難所をセットで整備しておくと被害を抑えやすくなります。

電気・上下水道の基本は、CS1 の電気と水道の記事をご覧ください。

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