Cities: Skylines(以下 CS1。日本語では「シティーズスカイライン」とも呼ばれます)で街を広げていくと、電力メーターが赤くなったり、下水処理が追いつかず川が変色したりして「電気・上水道・下水道が足りないのでは」と気になる場面が出てきます。本記事では、公式 Wiki の範囲で、足りないときの見分け方、電気・上水道・下水道それぞれの施設の種類、確認すべきポイントを整理します。本記事は CS1 の 1.21.1-f9(2026年4月15日配信)時点の内容です。
足りないときの見分け方:Info View で何が見えるか
電気・上水道・下水道のどれが足りないかは、それぞれの Info View(情報表示モード)で確認できます。公式 Wiki の説明を、電力と水の2つに分けて見ていきます。
電力 Info View
公式 Wiki(Info views)によると、電力の Info View は電力網につながっている建物を青色で表示し、その周囲の淡い青のエリアが電力網の到達範囲(catchment area)です。あわせてメーターで電力供給の状況が示され、メーターが赤なら発電量そのものを増やす必要があり、黄色なら容量の追加、緑なら足りている状態だと説明されています。
水の Info View
公式 Wiki(Info views)によると、水の Info View は水流の向きや上下水道の施設を表示し、地下の水道管も表示されます。この画面から地下の水道管を撤去することもできます。あわせて上水の供給量(Water availability)と下水処理率(sewage rate)の2つの指標が表示され、この2つはどちらも緑になっている必要がある重要な指標だと公式 Wiki は説明しています。汚染の見分け方や取水・排水の位置関係は、汚染対策の記事でも扱っているので、あわせて参考にしてください。

電力メーターが赤なら発電所を増やし、黄色なら送電線などの容量を追加します。水は Water availability と sewage rate の両方が緑になっているかを確認してください。どちらか一方だけ整えても街は機能しません。
電気:発電施設の種類
公式 Wiki(Electricity、1.16時点)によると、発電施設は大きく分けて風力・資源消費型(石炭・石油・ごみ)・水力・その他(原子力・太陽光・地熱など)の4種類があり、それぞれ挙動が異なります。以下は本記事の調査で数値が確認できた施設です。DLC で追加される発電施設も存在しますが、Wiki の表から DLC の区分を確実に読み取れなかったため、掲載を確認できたものに絞っています。
主な発電施設(基本ゲーム、1.16時点)
| 施設 | 出力 | 発電コスト | メモ |
|---|---|---|---|
| 石炭発電所(Coal Power Plant) | – | ₡14/MW | 資源消費型。燃料の補給が必要 |
| 石油発電所(Oil Power Plant) | – | ₡16/MW | 資源消費型。燃料の補給が必要 |
| 原子力発電所(Nuclear Power Plant) | 640 MW | ₡12.5/MW | 基本ゲームで使用可能 |
| 太陽光発電所(Solar Power Plant) | 160 MW | ₡7.5/MW | 基本ゲームで使用可能。夜間の出力は昼間の70%に低下 |
| フュージョン発電所(Fusion Power Plant) | 16,000 MW | – | 1つだけ建設できるモニュメント(特別施設) |
このほか、風力発電と水力発電も基本の4分類に含まれる発電手段ですが、本記事の調査では出力・コストの具体的な数値を公式 Wiki から確認できませんでした。ごみ焼却発電所(ごみ処理を兼ねる資源消費型)は、ゴミ処理の記事で扱っています。
送電線と Campus DLC の Science 棟
公式 Wiki(Electricity、1.16時点)によると、送電線(power lines)は1マスあたり建設費₡20、維持費₡0.48/週です。また、『Campus』DLC 限定の機能として、University Campus Area 内に Science 棟(School of Science Unique Faculty)を建てると、都市全体の電力消費が減ると説明されています。
上水道:取水施設の種類
浄水ポンプ場とウォータータワーの供給量
公式 Wiki(Water and sewage、1.16時点)によると、上水の供給施設には浄水ポンプ場(Water Pumping Station)とウォータータワー(Water Tower)の2種類があり、どちらもゲーム開始時から使用できます。都市が大きくなると、より供給量の多いラージウォータータワー(Large Water Tower)も選べるようになります。
| 施設 | 解禁 | 供給量 |
|---|---|---|
| 浄水ポンプ場(Water Pumping Station) | Start(開始時から) | 120,000 m3/週 |
| ウォータータワー(Water Tower) | Start(開始時から) | 60,000 m3/週 |
| ラージウォータータワー(Large Water Tower) | Big City | 160,000 m3/週 |
配置の注意点と水道管
公式 Wiki(Water and sewage、1.16時点)は、浄水ポンプ場は下水の排出口より必ず上流に置くべきだと説明しています。上流下流を間違えると水質汚染を招き、住民を病気にしてしまう点は、序盤ガイドの記事でも触れているとおりです。水道管(Water Pipes)はゲーム開始時から地下に建設でき、1マスあたり建設費₡20、維持費₡0.08/週です。

下水道:排出口・処理施設の種類
排水管・水処理施設の3種類
公式 Wiki(Water and sewage、1.16時点)によると、下水の処理施設は排水管(Water Drain Pipe)・水処理施設(Water Treatment Plant)・Eco Water Treatment Plant の3種類が中心です。
| 施設 | 解禁 | 排水能力 | 汚染の削減 |
|---|---|---|---|
| 排水管(Water Drain Pipe) | Start(開始時から) | 120,000 m3/週 | 削減なし。単純に下水を水域へ流す |
| 水処理施設(Water Treatment Plant) | Big City | 160,000 m3/週 | 85%削減してから放流 |
| Eco Water Treatment Plant | Capital City | 160,000 m3/週 | 94%削減してから放流 |
Eco水処理施設と汚染除去の限界
公式 Wiki(Water and sewage、1.16時点の本文)は、Eco 系の水処理施設は『Green Cities』DLC の機能だと説明しています。水処理施設・Eco Water Treatment Plant とも、汚染を減らしはしますが完全には除去しないため、処理後の水を取水に使うべきではありません(詳しくは汚染対策の記事を参照してください)。
水域を使わない選択肢と貯水(DLC 機能)
公式 Wiki によると、内陸浄水施設(Inland Water Treatment Plant)は水域が無くても使え、地下へ下水を放出する施設です(排水能力120,000 m3/週。ゲーム開始時から使用可、Water and sewage・1.16時点)。ただし地面汚染を引き起こすと注記されています。この内陸浄水の選択肢は『Sunset Harbor』DLC で追加された機能です(Water ページ、1.17時点)。基本ゲームだけでは水域の無いマップで下水を処理する手段が限られる、という点に注意してください。
このほか、『Natural Disasters』DLC 限定の機能として、タンクレザーバー(Tank Reservoir、Boom Town で解禁、貯水量600,000 m3)があり、水需要が生産量を上回ったときに貯めておいた水を放出できます。暖房設備(地熱暖房プラント・ボイラーステーションと専用の配管)は『Snowfall』DLC で追加された機能で、上水道・下水道そのものではありませんが、同じ配管網の延長として整備する施設です。
足りないときに確認すること
電力・上水道・下水道のどれかが不足したときに見直すポイントを、公式 Wiki の範囲でまとめます。
予算(サービス効率)を見直す
公式 Wiki(Services、少なくとも一部は1.14時点で確認)によると、各サービスの予算は50%〜150%の範囲で調整でき、100%が最も効果が高い設定です。50%では効果が25%まで落ち、150%では逆に125%まで上がります。電力・上水道・下水道も同じ仕組みの対象なので、供給が足りないときは、まず予算が100%より下がっていないかを確認してください。
Power Usage 政策で消費量を抑える
公式 Wiki(Electricity、1.16時点)によると、Power Usage 政策は、その効果範囲内の電力消費を11%減らします(費用は建物あたり週₡5)。発電施設を新設する前に、まず消費側を抑える選択肢として検討する価値があります。
水道・下水道の施設は道路アクセスも雇用も不要
公式 Wiki(Water and sewage、1.16時点)によると、水道・下水道の施設は他の多くのサービス施設と違い、道路アクセスを必要とせず、内陸浄水施設を除いて雇用も生みません。そのため「道路が繋がっていないから機能していないのでは」と疑う必要は無く、不足の原因は供給量そのものか、配管の接続・上流下流の位置関係にあると考えられます。
- 電力メーターが赤いときは何をすればいいですか?
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公式 Wiki は、電力メーターが赤なら発電量そのものを増やす必要があり、黄色なら容量の追加、緑なら足りている状態だと説明しています。赤の場合は発電所の新設・増設を検討してください。
- 浄水ポンプ場はどこに置けばいいですか?
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公式 Wiki は、浄水ポンプ場は下水の排出口より必ず上流に置くべきだと説明しています。上流下流を間違えると水質汚染を招き、住民を病気にしてしまいます。
- 水域が無いマップで下水を処理できますか?
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できます。内陸浄水施設(Inland Water Treatment Plant)は水域が無くても使え、地下へ下水を放出します。ただし地面汚染を引き起こすと公式 Wiki は注記しています。この選択肢は『Sunset Harbor』DLC で追加された機能です。
- 水処理施設で処理した水は取水に使えますか?
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使えません。水処理施設は下水の汚染を85%、Eco Water Treatment Plant は94%削減しますが、完全には除去できないため、処理後の水を取水に使うべきではありません。
まとめ
電気が足りないときは、まず電力 Info View のメーターで赤か黄色かを確認し、赤なら発電所を増やし、黄色なら送電線などの容量を追加します。発電施設は石炭・石油といった資源消費型に加え、基本ゲームで使える原子力・太陽光、モニュメントのフュージョン発電所などがあります。上水道・下水道は、水の Info View で Water availability と sewage rate の両方が緑になっているかを確認します。浄水ポンプ場は必ず排出口より上流に置き、水域の無いマップでは Sunset Harbor DLC の内陸浄水施設が選択肢になります。それでも足りないときは、予算が100%より下がっていないか、Power Usage 政策のような消費側を抑える手段が使えないかも確認してください。序盤の街づくり全体は初心者ガイド、水質汚染の見分け方は汚染対策の記事もあわせて参考にしてください。



