Cities: Skylines(以下 CS1)で「動作が重い」「ロードに時間がかかる」「街が大きくなるとカクつく」と感じたとき、何から確かめればいいのか分からない——この記事はそんな方に向けて、公式に確認できる範囲の情報だけで、動作環境・設定・MODとアセットの見直し方を整理します。日本語では「シティーズスカイライン」とも呼ばれます。本記事は CS1 の Patch 1.21.1-f9(2026年4月15日配信)時点の内容です。CS2(Cities: Skylines II)とは動作環境もMODの仕組みも別物なので、この記事は CS1 に限った内容として読んでください。
CS1(Steam appid 255710)とCS2(Steam appid 949230)は、Steamストアページの動作環境もMODの配信基盤もまったく別に管理されています。この記事の数値・手順はすべてCS1のものです。CS2の設定やMODをCS1にそのまま当てはめないでください。
まず動作環境を確認する
重い・カクつくと感じたら、最初に自分のPCがCS1の動作環境を満たしているかを確認します。Steam公式ストアページ(appdetails、2026年9月22日時点)によると、CS1は2015年3月10日に発売されたタイトルです。発売以降のアップデートや拡張、そしてMODやアセットの使用を前提に考えると、最小動作環境ぎりぎりでは余裕がない場合があります。
最小動作環境
Steam公式ストアページ(Windows、日本語表示、2026年9月22日時点)によると、CS1の最小動作環境は64ビットのOSとプロセッサが必須で、OSはWindows 10 Home 64bit、CPUはIntel Core i7 930またはAMD FX 6350、メモリは8GB、グラフィックはNvidia GeForce GTS 450(1GB)/AMD R7 250(2GB)/Intel Iris Xe G7、DirectXはバージョン9.0c、ストレージは4GBの空き容量です。
推奨動作環境
同じくSteam公式ストアページによると、推奨動作環境はOS Windows 10 Home 64bit、CPUはIntel Core i7 2700KまたはAMD Ryzen 7 2700X、メモリは16GB、グラフィックはNvidia GeForce GTX 580(1.5GB)/AMD Radeon RX 560(4GB)、DirectXはバージョン11、ストレージは4GBの空き容量です。最小動作環境との差はメモリが8GBから16GBへ倍増している点と、DirectXのバージョンが9.0cから11へ上がっている点が目立ちます。街が大きくなるほどメモリ使用量は増えていくため、メモリの余裕は特に効いてきます。
| 項目 | 最小動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit |
| CPU | Intel Core i7 930 / AMD FX 6350 | Intel Core i7 2700K / AMD Ryzen 7 2700X |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| グラフィック | GeForce GTS 450 (1GB) / R7 250 (2GB) / Intel Iris Xe G7 | GeForce GTX 580 (1.5GB) / Radeon RX 560 (4GB) |
| DirectX | 9.0c | 11 |
| ストレージ | 4GBの空き容量 | 4GBの空き容量 |
DirectXのバージョンやグラフィックカードのドライバが古いままだと、動作環境の条件自体を満たせていないことがあります。街を作り込む前に、まずはこの表とお使いのPCのスペックを見比べてみてください。
設定を見直す(公式に確認できる範囲)
グラフィック設定の公式ガイドは見当たらない
CS1の公式Wiki(skylines.paradoxwikis.com)には、Options・Settings・Performanceという名前のページがそれぞれ用意されていますが、2026年9月22日時点ではいずれも本文が書かれていません(「There is currently no text in this page」と表示されるのみ)。そのため、アンチエイリアスや影の品質、解像度といった個々のグラフィック設定項目ごとに、公式が推奨する数値や組み合わせを示した資料は、この記事の調査範囲では見つかりませんでした。設定画面でどの項目をどう変えると軽くなるか、という具体的な案内は避け、断定できることだけを以下にまとめます。
起動オプションで「素の状態」を確認する
設定項目そのものではありませんが、公式が案内している確実な切り分け方法があります。Steamの起動オプションに「–noWorkshop」を一時的に追加すると、サブスクライブ中のワークショップの全コンテンツ(MODとアセット)を無効化して、素の状態で起動できます。公式Wiki「Mod troubleshooting」も同じ起動オプションを案内していますが、表記は「-noWorkshop」(ダッシュ1本。Wiki は「この通りに」と書いています)で、公式アナウンスの「–noWorkshop」(ダッシュ2本)と食い違っています。どちらも、パッチ直後などに MOD なしで遊ぶための方法としての案内です。当サイトでは、これを使って一度素の状態を試し、重さが MOD やアセットに由来するかどうかを見るのが分かりやすいと考えています。
「–noWorkshop」はサブスクライブそのものを解除するものではなく、起動オプションを外せばMOD・アセットはまた読み込まれます。あくまで「MODなしなら軽くなるか」を確かめるための一時的な切り分け手段です。
MODとアセットの数を見直す
CS1でMODやアセットを多くサブスクライブしている場合、そこが重さやロード時間の原因になっていないかを確認する価値があります。ただし「アセットが何個以上だと何GB重くなる」といった具体的な数値の根拠は、公式・Wikiのいずれにも見当たりませんでした。ここでは公式が案内している範囲の対処だけを紹介します。
大型パッチの直後はMODが不安定になりやすい
公式アナウンス「Race Day Patch 1.21.1-f4 – State of Mods and Patch 101」によると、大型パッチではコードに大きな変更が入るため、多くのMODが一時的に動かなくなる可能性があるとされています。MODを多く使っている場合の対処として、公式は前述の「–noWorkshop」起動オプションで無MOD起動する方法を案内しています。公式Wiki「Mod troubleshooting」も同様に、この起動オプションを紹介しています。
「無効化」と「サブスクライブ解除」は別物
コンテンツマネージャーの各MOD・アセットにはオン/オフを切り替えるチェックボックスがあり(公式Wiki「Content Manager」、少なくとも一部はバージョン1.7時点で確認)、手軽に無効化できます。ただし同じ公式アナウンスは「コンテンツマネージャーでの無効化はサブスクライブ解除とは別物で、無効化したMODはコードを実行し続けることがある」と説明し、他のMODと非互換・古い・壊れているMODは、単に無効化するのではなく常にサブスクライブ解除するよう案内しています。動作が重い原因を疑うMODが見つかったら、チェックを外すだけでなく、思い切ってサブスクライブ解除まで行うのが確実です。
壊れているMODの見分け方
公式Wiki「Mod troubleshooting」は、パッチ直後にどのMODが壊れているかを確認する方法として、コミュニティが管理している互換性一覧表(Googleスプレッドシート)を挙げています。動作が不安定になったときは、まずこの一覧表で使用中のMODが「壊れている」と報告されていないかを確認し、該当するMODはサブスクライブ解除するのが公式の推奨する流れです。
ロード時間を扱うMODについて(動作は保証しません)
CS1のワークショップには「Loading Screen Mod Revisited」という、読み込み関連の機能を持つMODがあります。導入や具体的な効果の詳しい説明は、当サイトのMOD入門記事にまとめていますので、興味があればそちらを確認してください。この記事では動作を保証するものではなく、あくまで案内にとどめます。以下は当サイトのプラグインが同期しているCS1の定番MOD一覧(Steam Workshopのサブスクライブ数順)で、購読数・更新日は取得時点の値です。
出典: Steam Workshop(サブスクライブ数順)(取得 2026/10/25 03:02)
CS1・CS2のMOD入門記事では、Harmonyのような前提MODの入れ方や、他の定番MODの選び方も扱っています。MODやアセットの整理を検討する際は、あわせて確認してください。
直近のパッチノートに性能関連の項目はあるか
直近3回のパッチノートを確認した結果
直近3回のパッチノート(1.21.1-f7・1.21.1-f8・1.21.1-f9)を確認しましたが、ロード時間の短縮やメモリ使用量の最適化、フレームレート改善に類する項目は見当たりませんでした。最新の1.21.1-f9(2026年4月15日配信)の公式アナウンスは「前週までに報告されたバグの修正のみの小規模な更新で、MODやアセットの動作には影響しないはず」と説明しています。1.21.1-f7・1.21.1-f8もそれぞれ同様に、MODの互換性に大きな影響はない旨の注記が添えられた更新です。動作の重さは、これらの直近パッチによる変化ではなく、前述の動作環境やMOD・アセットの数が主な要因と考えられます。
各パッチの性能に関する記載
| パッチ | 配信日 | 性能に関する記載 |
|---|---|---|
| 1.21.1-f9(現行最新) | 2026年4月15日 | バグ修正のみの小規模更新。MOD・アセットへの影響なしと説明 |
| 1.21.1-f8 | 2026年4月7日 | MODの互換性に大きな影響はない旨の注記あり |
| 1.21.1-f7 | 2026年3月18日 | MODの互換性に大きな影響はない旨の注記あり |
- CS1の推奨スペックはどれくらいですか?
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Steam公式ストアページ(2026年9月22日時点)によると、推奨動作環境はメモリ16GB、CPUはIntel Core i7 2700KまたはAMD Ryzen 7 2700X、グラフィックはGeForce GTX 580(1.5GB)またはRadeon RX 560(4GB)、DirectX 11です。最小動作環境より特にメモリの差が大きいので、街を大きく作りたい場合は参考にしてください。
- グラフィック設定はどこをどう変えれば軽くなりますか?
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公式Wikiには、設定項目ごとの効果を示すOptions・Settings・Performanceの各ページが用意されていますが、2026年9月22日時点ではいずれも本文が書かれていません。特定の設定項目についての公式な推奨は確認できていないため、この記事では断定的な案内をしていません。
- MODが原因かどうかを確かめる方法はありますか?
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Steamの起動オプションに「–noWorkshop」を追加すると、サブスクライブ中のMODとアセットをすべて無効化して素の状態で起動できます。公式アナウンスと公式Wiki「Mod troubleshooting」は、MOD なしで遊ぶための一時的な方法として案内しています(Wiki の表記は「-noWorkshop」とダッシュ1本)。重さの原因を確かめるのに使うのは当サイトの使い方です。
- 壊れているMODはどうやって見分ければいいですか?
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公式Wiki「Mod troubleshooting」は、コミュニティ管理の互換性一覧表(Googleスプレッドシート)で確認することをすすめています。壊れていると分かったMODは、コンテンツマネージャーで無効化するだけでなく、サブスクライブ解除まで行うことが公式に推奨されています。
- 最新パッチでロード時間や動作の軽さは改善されましたか?
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直近3回のパッチノート(1.21.1-f7〜f9)を確認しましたが、ロード時間の短縮やメモリ最適化に類する項目は見当たりませんでした。いずれも小規模な修正が中心で、性能に関する変更は公式に説明されていません。
まとめ
CS1が重い・ロードが長いと感じたら、まずはSteam公式ストアページの動作環境(特にメモリと DirectX のバージョン)を確認しましょう。グラフィック設定については、項目ごとの効果を示す公式ガイドが見当たらないため、断定的な調整方法はこの記事では扱っていません。確実な切り分け方法は、起動オプション「–noWorkshop」で素の状態を試すことです。MODが原因と分かったら、コンテンツマネージャーでの無効化だけでなく、コミュニティ管理の互換性一覧表を確認したうえでサブスクライブ解除まで行うのが公式の推奨する対処です。直近のパッチノートには性能関連の変更は見当たりませんでした。MODの選び方や入れ方の詳細はCS1・CS2のMOD入門記事、CS1をこれから始める方はCS1の始め方の記事もあわせてご覧ください。





