Cities: Skylines(以下 CS1)に新しい拡張が出たらしいけれど、何が追加されたのか、これまでの拡張とどう違うのかを整理して知りたい——そんな方に向けて、この記事では2026年3月10日に発売された拡張「Race Day」の内容を、公式アナウンス(Steam コミュニティ告知・開発日記)の範囲でまとめます。同じ日に配信された無料アップデートと、その後のパッチ 1.21.1-f4〜f9 の要点もあわせて紹介します。日本語では「シティーズスカイライン」とも呼ばれるこのゲームは、Cities: Skylines II(以下 CS2)とは別の作品・別の開発元です。本記事は CS1 の拡張「Race Day」と、それ以降の CS1 側のパッチ(1.21.1-f9・2026年4月15日配信)時点の内容です。
Race Dayとは
「Race Day」は、モーターレースをテーマにした CS1 の拡張です。都市の中にレース会場とコースを作り、レースイベントやパレードを開催できるようになります。
発売日と開発元
Race Day は2026年3月10日に発売されました。開発を担当したのはTantalus Mediaです。公式アナウンス「Race Day, Iconic Brutalism, and Renewed History is live!」(2026年3月10日付)には「Starting today, you can hit the streets with Race Day, the brand-new expansion developed by Tantalus Media.」とあり、発売日と開発元がこの記事で確認できます。あわせて開発日記(Dev Diary #1)では「私たちは、2017年に Xbox One・PlayStation 4 向けに最初に発売された Cities: Skylines のコンソール版を作ってきました」「2024年からは PC 版の主な開発元になっています」と自己紹介されており、これまでもコンソール移植などで CS1 に関わってきたスタジオであることが分かります。Steam のストア情報(appdetails、2026年9月21日取得)でも、開発元は Tantalus Media と記載されています。
シリーズ内での位置づけ
2026年3月2日の公式アナウンス「Happy Birthday, Cities: Skylines!」(シリーズ記念月間の告知)では、CS1 は Tantalus Media、CS2 は Iceflake Studios の開発として案内されており、「3月10日には、Tantalus Media が開発した新しい拡張『Race Day』で号砲が鳴ります」と紹介されています。CS1 と CS2 は同じシリーズでも別の開発チームが担当している点に注意してください。
この記事で扱う「Race Day」は CS1(Cities: Skylines)向けの拡張です。CS2(Cities: Skylines II)には Race Day はありません。CS1 と CS2 は MOD の配信基盤・UI・バージョン番号がすべて別物なので、機能を混同しないようにしてください。
主な内容
Race Day で追加される主な要素は、モーターレース用の施設・道路と、それを使ったレースイベント、そしてパレードなどの街なかイベントの2系統です。開発日記の範囲で、順番に紹介します。
レース会場の中心「Race HQ」
モーターレースを開催するには、まず「Race HQ」(レース本部)という建物を建てる必要があります。開発日記では「Race HQ は Parks and Plazas(公園・広場)メニューから、Grand City のマイルストーンに到達したあとに建設できる」と説明されています。Race HQ はレースサーキットの中枢となる管理・調整施設で、スタートグリッド区間のレーストラックと、ピットガレージ建物3棟を含むピットレーンが最初から付属しています。
コースを作る流れ(開発日記の説明)
Parks and Plazas メニューから Race HQ を建設します(Grand City のマイルストーン到達後に解禁)。スタートグリッドとピットレーン、ピットガレージ3棟が付属します。
新しく解禁される道路メニューから、Motor Racetrack(3種類の見た目:無地・Single Curb付き・Double Curb付き)と、双方向・一方向の Event Road を使ってコースを敷設します。
開発日記によると、コースは「Race HQ に戻ってつながるループでなければならない」とされています。そうすることで車両が複数周を走行できます。
観客席(Stand)は Small Stand(小)・Main Stand(中位)・Grand Stand(大)の3サイズがあり、トラック脇に設置すると来場者数が増えます。開発日記では「Pit Buildings を増やすと、レースに参加できるドライバー数が最大32台/レースまで増える」と説明されています。
レースイベントの予約
コースが完成したら、Race HQ の「Schedule」タブからレースイベントを追加できます。開発日記では、設定できる項目として以下が挙げられています。
- レース種別(クラス): Hyper Car・Formula・Circuit Cruisers の3クラス
- Tier: 費用と参加台数に影響する等級
- ラップ数: イベントの所要時間に影響
- チケット価格
パレード・ランニング・サイクリングレース
モーターレース以外にも、開発日記(Dev Diary #2)では「Start-line Park」(スタート地点公園)と「Finish-line Park」(ゴール地点公園)を Event Road でつなぐことで、パレード・ランニングレース・サイクリングレースを開催できると説明されています。パレードには5段階の Tierがあり、規模と演出が豪華になるほど費用も増えるとされています。
イベントには「Setting Up(準備中)」「In Progress(開催中)」「Packing Up(撤収中)」「Inactive(非稼働)」の4段階があり、開催中は Event Road が一般交通向けに閉鎖されます。逆に言えば、イベントが動いていない間、Event Road は通常の道路として使えます。開発日記では「モーターレースも Event Road の一部を使って開催できる(Race HQ 自体は必要)。レースが開催されていないときは、通常の交通がその道路を使える」とも説明されています。
出典: Steam 同時接続数(取得 2026/10/25 21:01)
同時に出た無料アップデート
Race Day の発売と同じ2026年3月10日、拡張の購入有無にかかわらず全プレイヤーへ配信された無料アップデートがあります。公式アナウンス「Race Day, Iconic Brutalism, and Renewed History is live!」(2026年3月10日付)には「Alongside the paid content, a free patch is now live for all players, adding road fences and a new Employment Info View」とあり、配信日と内容がこの記事で確認できます。内容の詳しい説明は、発売前に出た開発日記(Dev Diary #3 – Free Update)の「拡張を所有していなくても、これらの機能は誰でも使えるようになる」という説明のとおりです。
道路脇のフェンス(Roadside Fences)
道路にフェンスを設置できるようになりました。パッチノート(1.21.1-f4)には「道路に沿ってフェンスを設置できる Fence ツールを追加」「アップグレードツールを使うと、道路の向きを反転させるのと同じ方法で、すべてのフェンスの向きも反転できる」とあります。
雇用情報ビュー(Employment Info View)
雇用状況が Info View(情報ビュー)で確認できるようになりました。開発日記では「Employment(雇用)が Info Views で見られるようになった」と紹介されています。
同じ日に出た他のコンテンツ
2026年3月10日には、Race Day 以外にも Content Creator Pack(コンテンツクリエイターパック)2種とラジオステーションが同時発売されました。公式アナウンス「Race Day, Iconic Brutalism, and Renewed History is live!」の範囲で、名前と開発元だけ短く紹介します(内容の詳しい紹介記事ではありません)。
同時発売の4件
公式アナウンスの「Also available today」に挙げられている2件のContent Creator Packと、ラジオステーションを合わせた一覧です。
| 名前 | 種類 | 開発元 |
|---|---|---|
| Race Day | Expansion(拡張) | Tantalus Media |
| Iconic Brutalism | Content Creator Pack | Cristolisto |
| Renewed History | Content Creator Pack | Brum |
| 8 Gear Radio | ラジオステーション | Paradox Interactive(制作) |
発売日の確認
Steam のストア情報(appdetails、2026年9月21日取得)でも、この4件はいずれも発売日「2026年3月10日」で登録されています。この記事では、金額や購入の案内は扱いません。
パッチ 1.21.1-f4〜f9 の要点
Race Day 発売と同じ日に配信されたパッチ 1.21.1-f4 から、2026年9月21日時点で確認できる最新の 1.21.1-f9 までの流れを整理します。
1.21.1-f4:MODへの影響に要注意
パッチノート(1.21.1-f4)には「Race Day DLC を実装」「2種類の Content Creator Pack を実装」「8 Gear Radio を実装」「Employment Infoview を追加」「道路に沿ってフェンスを設置できる Fence ツールを追加」と記載されています。あわせて公式アナウンス「State of Mods and Patch 101」では、「このパッチはコードに大きな変更が入っているため、多くの MOD が壊れる可能性が高い」と注意喚起されています。同アナウンスでは「MOD を使わずに遊んでいる場合は、発売時点で拡張・Content Creator Pack・無料アップデートの内容をすべて問題なく楽しめる」ともしています。MOD を使っている場合は、修正されるまで一時的に無効化する方法(Steam 起動オプションへの --noWorkshop 追加)が案内されていました。
1.21.1-f7〜f9:その後の小規模な修正
| 日付(JST) | バージョン | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2026-03-10 | 1.21.1-f4 | Race Day・Content Creator Pack・8 Gear Radio を実装。無料アップデート(フェンス・雇用情報ビュー) |
| 2026-03-18 | 1.21.1-f7 | レース・パレードイベントの費用表示のズレ修正、Single Curb付きMotor Racetrackが反転できない不具合の修正、Employment Info Viewの数値の不具合修正 |
| 2026-04-07 | 1.21.1-f8 | レース・パレードイベントの不具合を多数修正。Race HQの観客収容数を150→100に、ごみの蓄積量を半減。一部の古いMODとの互換性を改善 |
| 2026-04-15 | 1.21.1-f9 | 道路上の木が再読み込みで既定の木に戻る不具合、トロリーバスが透明になる不具合を修正。公式は「これが最後になるだろう」とコメント |
1.21.1-f7 のアナウンスでは「安定性改善を含む追加のパッチを近いうちにリリース予定」と案内されていました。1.21.1-f8 がこれに続くパッチとみられますが、本文中に「f7の予告がf8を指す」という直接の説明はありません。1.21.1-f9(2026年4月15日)以降、CS1 の公式パッチアナウンスは2026年9月21日時点で確認できていません。
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出典: Steam ニュース(取得 2026/10/25 21:01)
- Race Dayはいつ、誰が開発した拡張ですか?
-
2026年3月10日に発売された、Tantalus Media 開発の CS1(Cities: Skylines)向け拡張です。CS2(Cities: Skylines II)向けの拡張ではありません。
- Race Dayを持っていなくても使える機能はありますか?
-
あります。道路脇のフェンス(Fenceツール)と、雇用状況を確認できる Employment Info View は、拡張を購入していなくても2026年3月10日の無料アップデートで全プレイヤーに提供されています。
- MODを使っている場合、このアップデートで何に注意すればよいですか?
-
公式アナウンス「State of Mods and Patch 101」によると、1.21.1-f4 はコード面の変更が大きく、多くの MOD が壊れる可能性が高いとされています。MOD 作者による更新を待つか、Steam の起動オプションに
--noWorkshopを追加して一時的に無効化する方法が案内されていました。 - Race Dayで作れるコースには決まりがありますか?
-
開発日記によると、モーターレースのコースは Race HQ に戻って接続するループにする必要があります。ループにすることで、車両が複数周を走行できるようになります。
- CS1の現行の最新パッチはどれですか?
-
2026年9月21日時点で確認できる CS1 の最新パッチは 1.21.1-f9(2026年4月15日配信)です。この回のパッチノートで、公式は「これが最後になるだろう」とコメントしており、これ以降の公式パッチアナウンスは確認できていません。
まとめ
CS1 の拡張「Race Day」は、2026年3月10日に Tantalus Media の開発で発売されました。Race HQ を中心にレースコースを敷設してモーターレースを開催できるほか、Start-line Park・Finish-line Park を使ったパレード・ランニングレース・サイクリングレースも楽しめます。同じ日には、拡張を持っていなくても使える無料アップデート(道路のフェンス・雇用情報ビュー)や、Content Creator Pack「Iconic Brutalism」「Renewed History」、8 Gear Radio も配信されました。あわせて配信されたパッチ 1.21.1-f4 はコード面の変更が大きく、MOD を使っている場合は動作確認が必要です。その後 1.21.1-f7〜f9 で細かな不具合が修正され、2026年9月21日時点ではこれが CS1 の最新パッチとなっています。



