この記事では、Microsoft Flight Simulator(MSFS)でエアバスA350を飛ばす方法を、2026年9月時点の最新状況にあわせて整理しています。
結論から書くと、A350は標準では収録されていませんが、iniBuildsの有償アドオンを買えばMSFS 2024・2020のどちらでも飛ばせます。この記事を最初に書いた2024年時点では「開発中で、まだ飛ばせない」状況でしたが、そこから状況が変わりました。
デフォルト機体にA350は入っている?
どのエディションを買っても収録されていない
MSFSの標準収録機にA320neoはありますが、A350はありません。MSFS 2024で最上位のAviator版を買っても入っていません。

プレミアムデラックス版にもAviator版にも収録されていません。
MSFS 2024に標準で入っているエアバスの旅客機は、A320neo・A321LR・A310-300・A330・A400M・Beluga XLです。A350を飛ばしたい人が最初に触ることになるのは、同じ操作系統のA320neoかA321LRになります。
エディションごとの違いは以下の記事にまとめています。


A350を飛ばす4つの方法
2026年9月時点で、A350を飛ばす方法は次の4つです。いま確実に飛ばしたいなら1番、費用をかけたくないなら2番か3番になります。
1. iniBuilds A350 Airliner を買う(現在の本命)
iniBuildsが14か月かけて開発したA350が、2025年2月にMSFS 2020・2024の両方に対応してリリースされました。現時点でMSFSでまともにA350を飛ばせる唯一の選択肢です。
- 収録機種:A350-900(ウイングレット2種)とA350-1000。のちにA350-900 ULRが無償アップデートで追加
- 対応作品:MSFS 2024・MSFS 2020
- 価格:iniBuilds公式ストアで59.99ポンド(税別)
- 購入場所:iniBuilds公式ストアのほか、MSFS 2024のマーケットプレイス。Xbox版でもマーケットプレイス経由で購入できます
購入はiniBuilds公式ストアか、シム内のマーケットプレイスから行います。PC版はiniBuilds公式ストアのほうが安い場合が多く、Xbox版はマーケットプレイス一択です。価格や配信状況は変わるので、購入前に自分のプラットフォームのストアで確認してください。
これから買うならMSFS 2024版がおすすめ
2026年8月、iniBuildsはA350を一から作り直した「A350 V2」を開発中だと発表しました。ここが今から買う人にとって重要なポイントです。
- すでにA350を持っている人は無償でV2を入手できる
- V2はMSFS 2024専用。MSFS 2020には提供されない
- V2が出た時点で、MSFS 2020版A350の開発・アップデートは終了する(購入済みの機体はそのまま使える)
- V2のリリース時期は未発表。それまでの間、現行版にも安定性・飛行計画・航法・操縦感を改善するアップデートが入る予定
つまり、いま買っておけば将来のV2まで追加費用なしで手に入ります。ただしV2の恩恵を受けられるのはMSFS 2024だけなので、これからA350のために環境を整えるならMSFS 2024を選ぶのが無難です。



MSFS 2020のままA350を買っても、いずれ更新は止まります。
2. 無料のFSX変換MODを試す
お金をかけずにA350の形をした機体を飛ばしたいだけなら、flightsim.toで配布されているAirbus A350-900 [FSX CONVERTED]という無料MODがあります。
![flightsim.toで配布されているAirbus A350-900 [FSX CONVERTED]のスクリーンショット](https://game.technophere.com/msfs/wp-content/uploads/2024/02/airbus-a350-900-fsx-converted-478425-1696707413-DzawS-1-1024x576.webp)
![flightsim.toで配布されているAirbus A350-900 [FSX CONVERTED]のスクリーンショット](https://game.technophere.com/msfs/wp-content/uploads/2024/02/airbus-a350-900-fsx-converted-478425-1696707413-DzawS-1-1024x576.webp)
名前のとおり旧作FSXの機体を変換したもので、コックピットの作り込みやシステム再現はiniBuilds版とは比べものになりません。「A350の見た目で飛べればいい」という用途に限られます。導入はCommunityフォルダに入れるだけです。
MODの入れ方や、ほかのおすすめアドオンは以下にまとめています。


3. Digital Flight Dynamics のフリーウェア版を待つ
もう1つ、Digital Flight Dynamicsというチームが無料公開を前提にA350を開発中です。開発は続いており、アビオニクス・システム・モデリングの進捗が動画で公開されています。
ただしリリース日は2026年9月時点でも発表されていません。2024年に「開発中」と書いてから2年以上経っていることを踏まえると、これを待つのは現実的な選択肢とは言いにくいのが正直なところです。無料で高品質なA350が欲しい人だけ、気長に追いかける形になります。
4. X-Plane 12 で飛ばす
MSFSにこだわらないなら、別のフライトシミュレーターであるX-Plane 12にもA350のアドオンがあります。例えばAirbus A350 XWB Advanced for X-Plane 12 / 11です。


iniBuilds版が出るまではこれが有力な選択肢でしたが、MSFSをすでに持っているなら、シムごと乗り換えるより素直にiniBuilds A350を買うほうが早くて安く済みます。すでにX-Planeユーザーである場合の選択肢と考えてください。
X-Plane 12(最新バージョン)の購入はこちらから。
結局どれを選べばいい?
目的別の選び方
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| ちゃんとA350を運航したい | iniBuilds A350(MSFS 2024版) |
| お金をかけずに形だけ飛ばしたい | FSX変換の無料MOD |
| 無料で高品質なものを待てる | Digital Flight Dynamics版(時期未定) |
| すでにX-Planeを使っている | A350 XWB Advanced |
買う前に標準機で慣れておく
A350はエアバスの操作系統をひととおり理解していないと持て余します。標準で入っているA320neoで、コールド&ダークからの起動やMCDUへのフライトプラン入力に慣れてから買うと無駄がありません。


よくある質問
- MSFS 2024のAviator版を買えばA350は入っていますか?
-
入っていません。A350はどのエディションにも標準収録されておらず、別途アドオンを購入する必要があります。
- iniBuilds A350はMSFS 2020でも使えますか?
-
現行版はMSFS 2020にも対応しています。ただし作り直し版のV2はMSFS 2024専用で、V2が出た時点でMSFS 2020版の開発は終了する予定です。長く使うつもりならMSFS 2024版を選んでください。
- V2が出たら買い直しになりますか?
-
なりません。iniBuildsはV2を既存の購入者に無償提供すると発表しています。リリース時期は未発表です。
- Xbox・コンソール版でもA350を飛ばせますか?
-
iniBuilds A350はMSFS 2024のマーケットプレイス経由でXbox版でも購入できます。無料のFSX変換MODはCommunityフォルダを使うためPC版限定です。配信状況は変わることがあるので、購入前に自分のプラットフォームのマーケットプレイスで確認してください。
まとめ
MSFSでA350を飛ばす方法を、2026年9月時点の状況で整理しました。
- A350はMSFS 2024・2020のどのエディションにも標準収録されていない
- 2025年2月にiniBuildsから有償アドオンが出ており、これが現実的な唯一の選択肢
- 作り直し版のV2は既存購入者に無償。ただしMSFS 2024専用なので、これから揃えるならMSFS 2024
- 無料で済ませたいならFSX変換MOD。品質は割り切りが必要
アドオンの価格・対応作品・配信状況は変わります。購入前に必ず配布元の最新情報を確認してください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
